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ネイルや染髪、まつエクをやめないのは自分へのご機嫌取りだから

現在無職で金銭的に贅沢出来ない状況なのに、タイトルにある通りネイルや染髪、まつエクがやめられません。
でもまあ、なるべく安いところでやってもらってるし、やめなくても良いかなと思っている。はい、クズ発言〜。

元々はアパレル店員だったからさ、身だしなみ整えようと「必要経費だ!」つって色々し始めたんだけどさ、思いの外、精神衛生的にも良くてさ。
やっぱりジェルネイルしてもらうと、1番目に入るところに自分の好きな色がある、それだけでテンション上がるし、マニキュアのように剥げたりしないので頻繁なお手入れも要らず、爪も噛まなくなる、所作が綺麗になる、良い事尽くめ。
髪色もね、明るいだけで雰囲気まで華やかになるし、今私ピンクブラウンなんですけど鏡見る度に「可愛い!」って思えるので良いですね。私らしさを手軽に体現出来るのが髪色、「今の私、すごく私らしくて良いぞ!可愛いぞ!」って肯定してあげられるので良いです。
まつエクね、私本当に不器用なので付けまつげが超ストレッサーなんですよ。でもまつエクなら1ヶ月くらい余裕で持つし、毎日のメイクでビューラー&マスカラの時間も短縮できるし、スッピンでも可愛い風を装えるのでとても良いです。ストレスフリー。

そう考えると、アパレルを辞めた今でも、ここら辺は全然必要経費なんですよ。自分の機嫌は自分で取っていかなきゃね。自分の機嫌が悪い→他人にもつらく当たってしまう→人に嫌われる→自分の機嫌が悪くなる、という負のループに陥るじゃないですか。私は人が好きなので、私が好きな人達にはなるだけ優しくありたい、寛容でいたい。そうするにはまず自分の機嫌を良くする事だなって。人に機嫌を取って貰うんじゃないの。まずは自分を整える、そうすれば他人にも優しくできるし、それは巡り巡って私の元へ優しさとして帰ってくるかもしれない。

そんな言い訳をして、私は今日もネイルした手でピンクの髪を梳かしているのです。

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高校生の頃かな、私が色気付いてきた時に、母親に「ピアス開けたり髪染めたりするのはやめなさい!」ってずーっと言われてて。当時から「なんで?」とは思ってたし、結局どちらもやった今でも「やっぱりなんで?」って感じではあるのですが。
ピアスね、確かに昔は不良が開けるものだったのかもしれない。昔の第一印象は良くないものだったのかもしれないさ。でも今はファッションとして多くの人が開けてますよ。むしろ私イヤリング長時間できないのよ、耳たぶ痛くなってそれが次第に頭痛になる。何?親から貰った身体に穴を開けるなんて以ての外だ?こんなの、耳たぶにちょっと傷が出来たくらいですよ、なんですか、じゃあ親から貰った大事な身体に傷ひとつ付けてはならない?転んで出来てしまった擦り傷さえダメなんですか?私の身体は私のものです。勿論両親には産んでくれた事や育ててもらった事は感謝してるけど、それとこれとは話がまた別のような気がします。

染髪、これもまあ不良に見えるってだけでしょう。私が生まれ育った町は田舎も田舎だったので余計に。ご近所の噂にもなるし、浮いてくれるなという事だろう。あーあ、だから田舎は嫌いなの。保守的で、多様性を認めてくれないから。別に髪色が地味だろうが派手だろうが、中身は何も変わらない、あの時の真面目で優等生なゆみちゃんですよー。ご無沙汰しておりますーって感じ。むしろゲイン効果が得られていいかもしれないです、ぱっと見ちゃらんぽらんなのに、話してみると意外と敬語が使えるちゃんとした子なんだな、みたいな。それは先日男にも言われてきましたが。

あれだけピアスや染髪に反対していた母親も、やっちゃったものはもうしょうがないと諦めて、最近は一緒にピアスを選んでくれるようになりました。髪色は「もうちょっと落ち着いた色にしたら?」とたまーに言われますが。まあ語気は弱めなので、そこまでお怒りではないでしょう。

明日からも私らしさを体現して生きていきます、せっかく五体満足で、裕福な日本に生まれてきたので。パトロンはいつでも募集していますよ。

ニートなのでサポートして頂けたらご飯を買ったり家賃を払いたいと思います。