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サンタはどこ?

これから雪が日本中を覆い尽くすとか…
ジングルベルの音が街中に響くようになると
子どもたちはちょっと不安げな目で大人にこう尋ねるのです
「ママ、本当にサンタさんはいるの?」と

我が家もそうでした。
子どもの真剣なまなざしを見て
ちょっと困った顔を浮かべながら
「もちろんサンタさんはいるよ」とお決まりのセリフを伝えます

年々子ども同士のお付き合いが広がると
毎回期待と不安をサンタさんに抱えながら
子どもたちはやっぱり同じ質問を繰り返し聞いてきます
ある日私はちょっと答えを変えました
最初の一言目は同じ、
そしてこう続けるのです
「だけどママも出逢ったことがないの」

目に見えないから、会ったことがないから
サンタクロースがいないなんて誰が言えるのでしょう
無いはずだったものが「ある」となったり
当たり前と思ったことが
全くの間違いだったことの繰り返しで
人間は発展し成長してきたのですもの

今、まだ見つかっていないだけの真実は
この世の中にごまんとあります
今、こうして自分が知らないというだけで
それを否定してしまうのは余りにも勿体ない

ある人はこうも教えてくれました
「子どもの頃にサンタの存在を信じた人は
その作られた想像の空間が心の中に
そのまま形作られて、その空間があるから人を信じたり夢を見ることが出来る」のだと

夢を叶えたり、現実に想いを引き寄せるためには
自分のこころの中に描くことが出来なければ一歩も進めません
自由自在に空想の翼を広げる力は
そのまま可能性の塊となるのです
子どもたちのそんな力を上手に育ててあげたいと思います

だから、おとうさん、おかあさん
自信をもってお子さんに
サンタクロースの存在を聞かれたら
「いるよ。逢ったことはないけどね」と
ウインクのひとつでもして、お話ししてあげてください

実は、私は今でも
この世のどこかに本当にサンタクロースがいるのだと
こころのどこかで大事にしたためているのです
1%の可能性を信じることが出来るから
明日を夢見て
妄想だって書けちゃうのです

みなさんの元に大きな幸せが届きますように
Merry  Christmas!!

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