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「喜捨」という引き算の美学

朝から衣替えと一緒に断捨離をしました
ひと仕事終えたコーヒータイムの時
眺めていた友の投稿から「喜捨」という言葉が飛び込んで来ました

喜んで捨てる?
実はこれは仏教用語で
お賽銭をしたり お布施をする行為を指すのだそうです

お賽銭を投げ入れるのも少々お行儀が良くないようにも見えますが
これはこのお賽銭を自分の執着に見たて
それを投げる行為で断ち切るのだそう

そして続いてこう書いてありました
「手放せない執着心は心を曇らせます。大切なものを捨てることは、執着から解き放たれることなのです。」

両手に物を掴んだまま新しい物は掴めない
これも、よく思うところ

今日の断捨離も必然だったのかもしれません
自分の中で無意識で行動していることも
後から意味を持つように感じることが多くなりました

お賽銭箱だけで無く
喜んで誰かのために手放し
執着から解き放たれ心を浄化していくと
本当に大切なものが明確になっていく

足るを知るということが
より心の贅沢に近づく一歩なのだと
今日も引き算の美学に魅了されるのです



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