地球のかけら
先日の上限の月から少しずつ太く丸くなっていく月
聞くところによると月はその昔
もともと地球の一部だったのが
大きな天体が地球にぶつかった衝撃で
地球から引き剥がされ欠片の一部となったのだそう
それでも宇宙の闇に葬られることなく
地球と絶妙な関係を保ちつつ
こうして私たちと今に至るまで
寄り添ってくれている
潮の満ち引きを司ったり
また女性の身体の中には月のリズムが刻み込まれていて
毎月のお知らせや出産に至るまでその影響を受けている
そんな感覚を私も幼い頃から、誰に教えられていることなく身体で感じていました
これが文明や化学を超えた太古からの真実なら
この世の理も全て同じフラクタルで分かるのかもしれません
地球と月の付かず離れずの距離
この関係が一番長く良い状況を起こすのかもしれませんね
時に自分の感情の波にほだされて
答えを急いで求めたくもなるけれど
常に期待と不安を心の奥に眠らせている内が
1番素直な心を見つめられるのだと知りました
この世に永遠というものがないのですから
結果はある意味ゴールではなく終わりの始まり
そう思うと、辿る道の花を愛でながら過ごす時間が1番幸せなのだと思うに至るのです
近づくようでまた離れる
それでも決して手の届かない遠くにいくのではなく
いつでも優しく見守ってくれている
そんな地球と月の関係が憧れでもあるのです
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