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ホリスティックコミュニケーション

この連休中の後半は、2日連続で研修に参加しました。「心の治癒力をうまく引き出す」という書籍を書かれた黒丸尊治先生の勉強会、先生は現在緩和ケア病棟の心療内科に勤務されていて、西洋医学だけでは解消されない治療の可能性、自己治癒力に対して研究を重ね、私たちにもそのカウンセリング手法を教えてくださっています。

私はこの本を読んでいっぺんに一目惚れをしました。第一印象でクライアントの足並みに揃ったカウンセリングだなぁと感じだからです。

FPとして仕事を始めて14年、キャリアコンサルタントとして9年、その2つを軸に仕事を展開していますが、つくづくこの2つは仕事の上で見事に重なり、どちらも欠かせないものとなりました。

例えば、相続ひとつにとっても、相続は争続とも言われ、中々一筋縄ではいきません。FPの知識とスキルは勿論必要ですが、理屈とお金の損得だけでは割り切れない人間の感情というものがあります。
その気持ちにしっかり寄り添い、自分の中にあるこころの問題点を見つけ出し、解決するまでサポートが出来て、初めて相続の諸問題も解決に導いていけると思うのです。

そしてその心に対して様々なアプローチがあるのですが、このホリスティックコミュニケーションスキルは、私が起業支援で話す根幹と似ていると感じました。一足飛びに物事を進めるのではなく、出来るステップをクライアント自身が決めて行動を起こす。そこを支援するという考え方なのです。そこに親和性を覚え、学んでいてもスッと水を吸い込むように入っていきました。

もちろんそう感じることと、出来るようになるかは別物なのですが、今日で折り返し地点。
ひとつでも多くのスキルを身につけて、クライアントに寄り添うカウンセラーをこれからも目指していきたいと思います。
学びの秋、季節も知識も深まりますように

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