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複業に、もうひとつ不動産業が加わりました

これまで5つの仕事をしていますと話していましたが、そこに新しい事業が増えることになりました。

それが不動産の賃貸業です。
介護見習いの現在、次に出てきた問題が親の資産の管理をどうするかということ。これも頭を悩ませるところでした。

母は昔からいくつかアパートを経営していたのですがそれもここ10年ほどほったらかし状態。

思えばそれを面倒と思うところから、少しずつ加齢の影響が出ていたのかもしれません。アパートといっても昔ながらの借主がお家賃を持ってくるという昭和のスタイルをしていたようなので、それも物騒なことだと思い、もう誰にも貸してないと聞いて胸を撫で下ろしていたくらいです。

ただ、今親が実家に住むことも出来なくなり(それは介護状態になって長崎特有の階段があるからです)空いた実家に増築されたワンルームのアパートまでも誰も住んで無いとなると、家が痛むのは目に見えています。

ここは親と相談して、私も長崎にちょくちょく帰るようになったので、そのちっちゃなワンルームのアパートを私が管理することにしたのです。

とはいっても、現状のままとても住める状態でなく、かなりの手を入れる必要があります。かなり悩んだのですが、これも今後相続などで相談が増えてくるであろう不動産の案件に自分が実践することでお役に立てることもあるだろうと3つのうちひとつを間取りからリフォームすることにして、取り掛かることにしました。

まだ、改装中なのですが、せっかく取り組み出した新事業⁉︎時々時系列で感じたこと分かったことを書いてみたいと思います。

まず一番困ったのがどの不動産会社に管理をお願いするかです。いくつか当たってみて分かったのは、やはりこの業界も淘汰が激しく、小さな町の不動産屋さんは高齢化、事業継承の行き詰まり、そしてここ数年不動産価値の停滞などで減少しているようです。

いくつか当たったらひとつは数年の内に店じまいを考えている所だったり、ひとつは手広くやっているけれど新しい賃貸物件は扱わないと言われ、軒並み断られ途方にくれました。

かと言ってチェーン店に頼むとどこまでお願いが出来るか分かりません

思いあぐねて、地元でお商売をしている先輩に相談しました。すると推薦してくださるところ、あそこは絶対ダメというところこっそり(先輩もお商売のお付き合いがありますからね)教えてもらい、おススメの業者にすぐ連絡を取ってみたのです。

そこは、ご主人が亡くなられた後奥さんが頑張って事業を続け、そしてやっとお嬢さんが後を継げるようになったという状況の本当に小さな町の不動産屋さんでした。

従業員も女性ばかりで、改装の話値段の交渉も丁寧に乗ってくださり、連絡もスピーディーで安心出来、ここにお任せしようと即決です。ずっとこの地に住む先輩のお墨付きというのも大きかったです。

今回の契約書に関して管理を遠方にいながら任せるのだから、多少多めに手数料を払う形でお任せようと母に相談していたのですが、それに対してもとても良心的でびっくりしました。その分お家賃もお安くした形で提供しやすいようにお願いしました。特に相場感は地域でかなり違いますから、そこもお任せするに限ります。

地域のことは地域に、特に不動産はそうです。私が今の家に住む時も同じ学区の賃貸で住んで見てから探し出しました。他に相談された時も出来ればそれをお勧めしています。どうせ住むならと賃貸料が勿体ないと思う気持ちもわかるのですが、住んでみないと分からないことはたくさんあるんですよね。

なので今回も、もう実家から離れて長い私よりも如何に信頼できる不動産を見つけてお任せ出来るかこれで事業の8割が決まると感じてます。

これは逆の立場からみると、私もこうして皆さんに判断してもらっているのだと考えれば、改めて身が引き締まるきっかけでもありました。

そして、新入社員の頃賃貸業を生業とする会社に勤め、宅建を取得してその基礎を勉強していたことも、今回大いに役に立ち、何でも経験しておくものだなぁと思いました。

今年度の確定申告には不動産も加わる資料を作ることになるでしょう。
また、みなさんにバリエーションの広いセミナーが出来ると思いますので、夏以降に始まる確定申告のセミナー、楽しみにしておいてくださいね^ - ^


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