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引き算の美学をココに学ぶ

ー出かける前に、何かひとつ外したら
   あなたの美しさは完璧になる ー

  「ココCHANELの女を磨く言葉」より

力が入っている時は誰もが過剰にプラスしてしまう
引き算の美学、頭でわかっていても
まだ40代の頃まで、感情がままならないこともありました

オシャレだけではないですね
インテリアも人間関係も
自分がどうかよりも
人にどう見られているか
そんなことが重要課題だった

そんな自分が愛おしくもありますが
でもね、やっぱり続かないんです

ヒールはどんなにかっこよくても5cmまで
肌に触れるところは天然素材
身につけて、側にあって心地いいもの
そこに他者の目線はありません

人の付き合いも、この人といたら得だとか
ちゃんとお付き合いしないと失礼なるからと
半ば義務感が先にたつようなことも
出来るだけそっと離れてみたら
肩の力もすっと抜けてきた気がします

そこに ベクトルがちゃんと向き合ったら
過剰に飾り付けることも
もったいないからと食べすぎることも
ぐっと少なくなりました

ジュエリーは、そんな私の日々の修練の場
見えるところだけでなく
心も贅肉がついていないか
鏡を見ながらピアスを付けて
そして自分の心にも問いかける

引き算もやりすぎたら華がなくなりますから
時にいたずら心も忘れずに

そんな朝の儀式が大切なのだと
満月の翌日
ここからまた欠けていく美学を
しみじみと楽しむのです

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