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PAY FORWARD

今回の帰省は、私にしては珍しく
誰にも告げないそして長期の里帰りでした

目的はこれが旅ではなく生活の一部にする儀式、
新しい年度が始まり、それに見合った生活様式をひとつづつ作っていく作業

振り返れば10年前、いつかはこの時がくると
フリーランスになる決心をしたことを思い出しました
それは老いていく両親とまともに向き合うことでもあり、いやいやまだ心配する程弱ってるわけではないと、心情的に認めたくない心との常にせめぎ合いでした。

やっぱり子どもにとっては、常に親というものは、甘えさせてくれる存在であり、自分の前を走っていてほしいのだと願ってしまうのです。

でも、それは抗えない年月
私も自分ごととして、向き合わないといけない年代にもなりました。

いつまでも認めたくないと突っ張ってしまい、親との大切な時間を割くことができなかったと後悔してしまっては、一生悔いが残るとも考え直しました。

やっと重い腰を上げ、交互に入退院を繰り返す親もとに滑り込み、半世紀近くの年月を経て、再び共に「暮らす」入り口に立てました

そう覚悟を決め、ここ数年を思いなぞると
よく両親ともに老老介護で踏ん張ってくれていると思います。「ギリギリセーフ」絵本のセリフが蘇ります。こころの中で何度も頭を下げましたま。

勿論、私に全て任せてというつもりもありませんし、それではすぐにギブアップしてしまうでしょう。
綱渡りのような日々でしょうが、ケアマネさんや近所に住む身内にご協力をお願いしながら、自分なりの介護を全うしていきたいと思います。

私なりに、若い頃ホームヘルパー1級を取得し、子育て、キャリアカウンセリング、相続診断士としてたくさんの方々の相談に乗ってきました。その経験を踏まえたなりのやり方を見つけていきたいと思います。

これから作り上げていきたい世界は、「お互いに面倒をかけ合う社会」これは「PAY FORWARD」恩送りの思いにも繋がります。

お互い様といいあえるコミュニティの中で、お隣からお醤油を借り合う世界、まずは自分の身の回りから始めていこうと思います。困ったら手を挙げる。自分の出来る範囲で出来る人が手を貸していく。

そんな世界で一緒に歩いてもいいよと思ってくださる方が1人でも増えると嬉しいです。
「チームPAY FORWARD」作っていきたいのです。どうぞよろしくお願いします。

勿論私がお役に立てそうなことでしたら、いつでもお声をかけてくださいね^ ^

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