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ずっと伝え続けてきたこと

これを書いたのが2015年の8月4日
私がバイブルとしている「ライフシフト」の本が2016年12月発刊だったのだからその何年も前から伝えてきだことになります。
それは、私があの頃勝ち組と言われていたレールから早々に脱落してマイノリティだったから。
振り返ると、コロナで急にこうなったわけではないことが良く分かる。

そしてこの当時、この考え方が正解だったかも分からないことだったのでしょう。ところがコロナ禍に遭い、予測は私の想像も超え加速化したように感じます。

ここから、これが的中したどうかで一喜一憂するのではなく、どう転んでも常にリスクヘッジを考える。これがビジネスにおいても投資についても、人生に至るまで大事なのだと思います。

よろしければ2015年8月4日に書き記していたことお付き合いください。

今週の日経ビジネス
「社畜卒業宣言」というタイトルが目を奪う
卒業と書かれているという事は
本人が自覚している、していないに関わらず
その中に取り込まれているということ

出世のために深夜残業も厭わず
家庭を犠牲にして働いた
時に不正に手を染めてまで
会社のなかで生き残りをかける

そうまでして会社に忠誠を誓っていたのに
今回の特集では
雇用を守ると暗黙の契約をしていたはずの企業が
会社が反故にし始めたと書いている

個人的な意見としてだけど
私は「松下電器産業」が「松下」と看板から名をはずし
「Panasonic」となった時からそれは
日本全体で加速されると感じていた

2年前、東京の広尾で「選択縁の会」という
ワークショップを開いたのも
その社畜からしなやかに脱皮を走る術を
みんなの知恵とネットワークで
培うことができればという思いもあった

決して潰れる事がないだろうと思っていた
一部上場企業が姿を消えていく
大企業だからといって安全な場所どころか
図体が大きくなりすぎて
咄嗟のときの機転や方向転換が出来ず
そのまま沈没してしまいそうな企業も伺われる

タイトルは「卒業宣言」と締めくくられていた
せめて未来に希望を託したいという編集者の想いが感じられる

だからこそ
今、一家の主 大きな大黒柱が
急激な変化をすることで大波をおこすより
パートナーである者が収入を得ながら
次世代にあった働き方に挑戦することが大切だと思う

エンジンはひとつよりふたつある方がいい
子どもたちだって家の中で役割を持ち
家庭と言う機能を守る為に働いてもらう
きっと、自分が自立していく過程としても
大きな学びとなるでしょう

世帯体系では独り暮らしが一番多くなった
夫、妻専業主婦、子供二人
そんな家庭のモデルパターンは
マイノリティのカテゴリーに分類されている

対岸の火事ではない
あっという間に社会のセーフティネットから転げ落ちる
すべり台社会と言われる日本
現実に目を向け、しっかりと家族で団結し
生活を守っていかないといけない

「Wワーク」
「社内起業精神のススメ」
「もぐりこみ作戦」
いろんな名前を付けて提案していく
あらゆる人の働く場を支援していきたい
この特集を読んで殊更に思った


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