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心と身体は繋がっている

 そんなこと誰もが日常の中で何となく分かってる、って言われそうですね。
 悩み事が有れば胃潰瘍になったり、ストレスがたまると湿疹や口内炎が出来たり、分かっているけどいざ症状が起きた時は、つい薬や手術などで解決することを優先してしまいがち。私自身、振り返るとその時の心を置き去りにしていたなぁと反省してしまうこと然りでした。

 そんな中で出会った、ホリスティックコミュニケーション。先生は医者でありながら診断名をつけることや処方箋を書くことを、できる限りしたくないという黒丸尊治先生。(勿論必要な場合はしっかり対処されてます)

 その先生の元で学び始めてはや数ヶ月、8回講座も残すところ今日が最終日となりました。
本当に自分のカウンセリングを見つめ直す機会として、受講して良かったと思います。

 クライアントだけでない、治療家の認知による思い込みの危険性、解決思考によってクライアントを追い詰めてしまいがちになることに改めて気づかせてもらいました。
 両者がもっと緩く、発想を柔軟にすることによってクライアント自身の力で解決することができると、ワークの中で体感もできました。

 仕事の現場でも、この10年感じてきたことでもあります。カウンセリングによって少しずつでも思考が変わり、思考が変わることで行動が変わり、結果あちこち不調を訴えていたことが気にならなくなった、そんなクライアントさんとどれだけ出会ってきたことでしょう。

 何となくは感じていて、分かってはいるけど自分の中で整理できてなかったことが分かった感じです。そしてそこからもっと広く色んな視点で物事を見ることの大切さも教えていただけました。

 今日、先生がホワイトボードに書いて下さった図は、ずっと忘れないでおこうと思います。

 クライアントが抱える問題に対する切り口は、様々なアプローチがあること、問題の本質に真正面から向き合うことだけが正解でないこと。
 そして、何より大切なまずは相手の思いを受け止めること。
私の友から教えてもらった言葉もまた大事な学びとなってます。「全てを受け入れなくてもいい。まずは受け止めよう」
 これからもクライアントと同じ目線から会話が始まるカウンセラーを心がけていきたいと思います。

 きっとこの講座を繰り返し学び直しすることが必要でしょう。今日が最終日と書きましたが、ここからが本当のスタートともいえそうです。ホリスティックコミュニケーション、私も習ってみたいと思う方がいましたら、喜んでご紹介したい講座です。

ということで最終日行ってきます!

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