見出し画像

水のやり過ぎ肥料のやり過ぎ厳禁、一人っ子に育てるな⁉︎

いつものあさんぽ仲間のおじ様がナスやトマトの苗を世話しながら教えてくれました。

確かにトマトは「生かさず殺さずの極意で肥料も水もギリギリに」という話しをよく聴いたことはありました。

肥料のひとつである窒素が多すぎると、葉っぱばかりが大きくなって、実が育たないとのこと。水も多いと、これまた実に水分を溜め込み過ぎて、実が弾けてしまうのだそうです。

今日、大雨が上がったばかりのトマトは
「ほら、これは今日弾けたんや」と切り口⁉️鮮やかな採れたてのトマトを分けてもらいました。

枝は本線を残して、余り枝別れさせ過ぎてもダメ。せいぜい3つまで。
畑の間隔は、間引きをしっかりしないと虫が付きやすい、など 現場で毎日土と向き合ってるからこそ知り得る智恵が溢れるように出てきます。

最後の「ひとりっ子もダメ」というのはどういうことなのでしょう?
(私、極楽ひとりっ子なんですけど…⁉︎💦)

これは、先程の水を含みすぎた苗と関係があります。
例えば本線から枝分かれを全くさせず、少数精鋭で実を育てた場合、今日みたいな大雨の時。水分過多になってすぐ実が弾けてしまうのですが、傍に流れる場所を作り、いくつも水分の貯蔵場所を作れば、実の決壊を防ぐことが出来るのだそうです。
その塩梅が実に難しく、作り手の腕の見せどころなのだとか。

ここまでお話を聴くと、感心するとともにやっぱり子育てと同じなんだなぁとつくづく感じます。

良い環境を与えすぎても、また常に飢餓状況でもダメで、そしてひとりだけ大人の目に注目されているより。雑多な中で揉まれて育ちつことも大事。時に争奪戦を繰り返し、はたまたシェアをし合う仲間と共に育つから逞しくなるわけですね。
私はひとりっ子でしたが、身内が連なりきょうだいのように育ててもらったから、こんなふうに逞しくなったのかも⁉︎(^◇^;)

人は、これぞ❗️と思うと極端な考えに走りたくなる人も多いのですが、やっぱり右左と大きく振れながら、中庸であることを心掛け、お野菜も、子どももそのものが持つ力に任せてしまうのが1番なのでしょうね。

自分の子育てを振り返り、反省しながら
今日もこうしていただいたお野菜をせっせと美味しくいただくのでした\(//∇//)\

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?