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不幸は誰が決めるのでしょうか?

これは不幸だと誰が決めるのでしょう。
不幸とそうでない分かれ目はどこにあるの?
同じような出来事でもある人はそれを恨みぬくことで日々を重ね、また別の人は、そこに感謝の種を見つけだす。
 きっと不幸の感情は人の心の中だけにあり、決めるのは誰でもない私自身なのでしょう
 あれは10年前でしょうか。私は勤めていた会社を辞め、フリーで働くと半分も決心つかないまま長崎の伊王島へ、母と束の間のバカンスを楽しみました。
 仕事に忙殺されて長らく帰れなかった故郷、その島は、長崎港から30分もあれば渡れるのですが、フェリーに乗り海から見慣れた街を眺めると、また感じが違って旅気分を味わえました。
 辞めた仕事はとても楽しかったのですが、あまりのハードなスケジュールで、身体と心が悲鳴をあげていました。
「このまま50まで勤めていたら死ぬな」
そんな風に確信した瞬間、あれほどしがみついていた正社員の立場を手放すことにしたのです。
 生活の手立ても半ば見切り発車で、フリーになると決心したあの頃、心の中は不安と焦りでいっぱいでした。
 そんな日常から逃げるように帰った故郷、その非日常は、私を優しく迎えてくれます。
 その時お世話になった小さなリゾートホテルの談話室で見つけた一冊の本、何気にページをめくると、こんな内容の言葉が飛び込んできたのです。
「この世の中に不幸というものはなく
そこに事実があるだけなのだと
耐えがたい事実が自分に起こっても
それを不幸とするかそうでないかは
自分の未来の手にかかっている」

 その時、ストンと私のもやもやが落ちました。これまで手にしていたものに固執し、それを手放すことに嘆いているのは私の心、
今を何とかしたいのならもう変わり用のない過去を悔やむより、未来を見つめて一歩踏み出そうと。
 むしろ自分の人生をひとつの物語と考えた時、全てが勝ち組のお話しなど誰が読みたいと思うでしょう。むしろ困難や事件がより人生を味わい深いものにしてくれると開き直ってます。
 そこからです。私の人生の中にアクシデントは起こっても不幸という文字はなくなりました。おかげでフリーになって10年何とか続けてこれたのだと思います。
もし、あなたを捉えて離れない悩みや苦しみがあるとしたら、カウンセリングを受けてみませんか。思いもよらぬ光の当て方で全く別の世界が見えてくるかもしれません。

ライフプランニングDUOはそんなあなたの人生の伴走者になりたいと思います


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