通信で大学に行こうかなと思いついた、そもそもの発端。

そもそも「通信で大学通おうかな」と思ったのは去年の夏前頃でした。ずーっと「大学行ってない」というのがコンプレックスだったので、今までに何度か大学行こうかなというようなことを考えたことはあったんだけど、何せ勉強したいこともないし踏ん切りもつかなかった。

でも、去年の春の緊急事態宣言で私も会社に行かないことも増え、学生たちは学校に行かないという状況、家で勉強なんかひとつもせず、これまたコロナ禍で飼い始めた子猫と遊ぶばかりの中3の我が子を見て「こんな中3…うちは(一貫校で)受験ないからとりあえずいいけど、受験のある子は大変なのでは?ものすごく頭の悪い中3ができあがるのでは?」と心配したりしていたところ、よくよく見たらこれは全世界共通。大学生(と、その親)が「勉強して高い金払って大学に入ったのに大学に行けない」あるいは「せっかく真面目に勉強してきて就職活動してるのに、行きたい会社が新卒採用なし」という場面を見て「これは本当にがんばって高いお金を払って大学に行く必要があるのか?」という疑問を抱いたわけです。そもそもうちに子供を大学に行かせるお金なんかないし、その時には借金するしかないなと思っていたわけで。

「でも、こんなにリモート授業が増えてきてるんだったら、きっと今後通信制の大学の待遇とか制度とかが充実してくるはず」「だったらバイトでも起業でもなんでもしながら通信制の大学に行ってもらうのが良いのでは?」「どうせ今はやりたいこともなさそうだし、通信で2年分の単位取って、そこからやりたいことが見つかったら3年次に編入っていうのだってできるし」「…っていうか、だったら私も行ってみるのも良くないか?今後通信制の大学の授業が充実して行くかもしれない、そのシーンを自分で見届けてみるのも良くない?」

と思ったのが、そもそもの発端。

私が行くことに決めた大学には、何年か前に我が妹のような友人が通信で3年次から編入して卒業したのを知っていたから、その存在だけは知っていた。

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