耳かきにコミットすることから見えてくる「真面目に不真面目」の真実

すごく私っぽい気づきを得たのでここに記す。

私は子供の頃から自分の性格を表すために「真面目に不真面目」という言葉を使ってきた。これは『まじめにふまじめかいけつゾロリ』という児童書のタイトルからの引用である。

本の内容はあんまり覚えてないけど、要は「仕事も遊びも真剣に取り組む。真面目な話にも真剣に取り組み、ふざけた話をする時も真剣」というニュアンスで使っていた。

最近面白いことがあった。
私にはX上で魂友(たまとも)と表現している実質彼氏がいるのですが、多分今までお付き合いした方で初めて耳かきを要求してくる人だった。もう2年ほど耳かきの要求に応えてきた。

つい先日、奇跡的な角度・電気の光量により、今までに見た事ないほど耳の奥が見えて、そして信じられない程大きな耳垢を見つけてしまった。これを取らずして次の日を迎えることは不可能である。

ただし本当に繊細な耳引っ張り角度と、光がぴったんこカンカンすることで視認できるため、この耳垢を目視しながら耳かきをするのは不可能であった。
スマホのライトで照らしながら…とやってはみたものの、安定せず。

そこで私は思い出した。
アレがあるじゃないか!!!

これ

これはライト付きスマホスタンドである。
しかもライトがぐにゃぐにゃ動かせる優れもの。これを耳かきエリアすぐそばのテーブルに設置し、ライトをぐんにゃり曲げて耳の中をしっかり照らすことが出来る。

飯盛👀

ライト

耳かき

耳(魂友)

こんな感じである。
気分はさながらオペを行う外科医である。
ライトが固定されたことで右手は耳かき、左手は耳引っ張りに集中することが出来るのである。私はステンレスのかっこいい銀色の耳かきを取り出した。

カッコイイ銀色の耳かき

ただし、気を抜くなかれ。
この先は完全に「危険な領域」
一歩間違えれば魂友に危険が及ぶ可能性がある。

私は慎重に慎重にオペを進めていった。

子供の頃、母親に耳かきをされるのが嫌いだった。力いっぱいに耳を引っ張るので、痛くてかなわんかった。だからなるべく強く引っ張ることのないように、慎重に、力の入れ過ぎに気をつけて。まるでアンモナイトの発掘でもしているかの如く、少しずつ少しずつ丁寧に掘り進めていく。

かつてないほどの成果だった。
耳鼻科で耳の奥の方の耳垢をとる企画動画がYouTubeによくあがっているが、まさにあんな感じであった。

仕上げに綿棒で耳の中をごしごしし、死角に落ちた耳垢までしっかりと収穫した。

冒頭に戻ろう。
私はスイッチが入ると、ついつい結果にコミットしてしまう。あれ、もしかして

「真面目に不真面目」って、「何事にもコミットする」

ってことと同じ意味なのかもしれない。
目的を達成するためにどんな手段を用いたらよいのかわからない……そんな時こんな風に【ピコーン💡】と閃くと、めちゃくちゃ楽しくなってしまう。

えーっと、なんの話だったっけ?
まじめにふまじめかいけつゾロリ!!!

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