この度の出版に関する小林ゆみによる見解

私は9月9日から10月13日まで開かれていた議会開会中に、病気を理由に欠席届を出していましたが、その期間に本の出版のタイミングが重なってしまいました。
杉並区議会議員として、杉並区民に選ばれた身としては何よりも議会活動を優先すべきであります。
確かに公務を軽視しているという印象を持たれても仕方がなく、浅はかな行動でした。
議会全体や会派の皆様にご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。

「SNS上での、出版される本の販売促進活動」は政治活動に該当しますが、病欠している議会の開会中に政治活動を行うことは、公職の立場として適切さを欠く行動であると思っております。
出版社からSNS上での販売促進活動をするよう依頼がありましたが、少なくとも議会を長期欠席中で会派や議会にご迷惑をおかけしている最中は自重すべきでした。
しかし、静養しながらもSNSの投稿はできると軽々しく判断したのは大変失礼なことであると、重ねて反省しております。

上記の、書籍出版時期についてと販売促進活動については、書籍出版社であります(株)ワック様より文書を頂いておりますので、添付いたします。

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今回の病気欠席についても会派や議会には様々な配慮を頂き感謝していますが、図らずも主にSNS上で所属会派や議会全体について様々な憶測が為され、その結果、事実とは異なる内容について批判が起きたことについて、更に迷惑を増やしてしまい申し訳なく思っています。
特に、女性だからこそ虐めや非難を受けたということは過去も含めてありません。
今回の問題の本来の論点でもないため、そのような憶測が増幅した事には正直戸惑っています。

自著の内容について、個人名や会派名を記載する場合は、少なくとも会派などの関係者に事前に本人や当事者に確認をするのが礼儀ですが、コロナ禍でバタバタとしており、内容どころか出版の事さえ伝えることを失念したことは明らかに礼を欠いておりました。
この出版について、私が病欠中のため止むを得ず会派等に問い合わせがあったようですが、事前にお話ししていなかった為、何の対応も出来なかったと聞いております。
重ねてご迷惑をおかけしてしまいました。
更に、主に区政に関する数値や制度の説明について複数の誤りを含んでおり、事前に各所に確認をしていれば読者の方に誤った情報をお伝えすることもなかったため、後悔しております。

この度の件で多くの皆様に心配、ご声援頂き心より感謝いたします。
ただ、SNSを中心に誤解されたまま拡散され、私としては感謝すべき方々が批判されてしまうという悲しい事態となってしまいましたが、これもひとえに私の説明不足によるものです。
申し訳ありません。
まだ体調が戻らないため稚拙な文章ではありますが、今の気持ちを正直に表現いたしましたので、ご理解いただければ幸いです。
元気になりましたら、改めてご挨拶させていただきます。

令和2年10月14日
杉並区議会議員 小林ゆみ

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