見出し画像

トップセールスがトップたる理由(マインド)

こんにちは♡
リクルート元トップセールス
セールスコンサルタントの小野結未です。

今日は、トップセールスだった私が考える
【トップセールスがトップたる理由】
というタイトルで「売れる人」と
そうでない人の違いについて
書いていこうと思います。

営業や販売のお仕事をしている方、
もしくはその方々を育成するお仕事の方、
起業されてご自身でセールスされている方の
お役に立てば嬉しいです。

この記事のテーマはマインドです。

よろしければ
最後までぜひお付き合いください♡


売れる人になるための必要マインド

◇価値提供へのこだわり

ビジネス・サービスの大原則は
【提供価値】と【お金】の等価交換です。

売る、つまりお客様からお金を受け取るには
支払うお金の対価を提供できることが
超必須条件。

つまり、金額に見合った価値を提供できる人、
もっと言えば
自分のサービスと自分自身の存在によって
価値を提供するために
全身全霊で努力できる人です。

お客様は、サービスや物に
価値を感じるからお金を払う。

セールスをする人自身が、常に
「自分が売っているモノ
 (サービス)の価値は何か」
「価値を高めるためにできることは何か」
の意識を持ち続けない限り
お客様からの支持を受けることはできません。

価値提供への強いこだわりと向上心が
お客様の満足を作り出します。


◇長期的・俯瞰的な目線を持っている

セールスをしていると
「長期的な目線をもって
 お客様とお付き合いする」
ことの大切さを日々実感します。

例えば、時間をかけたクロージングで
売れなかったとき。

①「あんなに頑張ったのに」と不満に思い
その態度をあらわにする

②買わなかったとはいえ、
自分のためにたくさんの時間を
使ってくれたことに
心から感謝して御礼を述べる

その時、買わなかったお客様の気持ちとして
①の態度を取られたら、
後からそのサービスを思い出したとしても
決してその人から買いたいと思いませんよね?

買って下さったお客様に
感じよく接するのは当たり前。
誰でもできること。

買わなかったお客様を、心から大切にして
気持ちよくお帰りいただくからこそ
来月・再来月・半年後の売上が
立つことをお忘れなく。

自分の日々のセールスは、今日の売上だけでなく
明日以降の売上の種をまいているという
長期的な目線を持ち続けることが大切です。

◇自分のことよりお客様。お客様ファースト

セールスをしながら
「私が」という【主語:自分】の
トークばかりしている人を見ると
失礼ながら
『ああ、この人は残念ながら
 あまり売れないんだろうな』と思います。

モノを売るときに大切なのは
『わたし』ではなく『あなた』

お客様が何を欲していて、
何が好きで何がキライか、
今日はどんな気持ちでこの場に来てくれて
何をされたら嬉しいのか・・・

全て【主語:お客様】という
スタンスで考える必要があります。

・『私』のことは、聞かれたら話す。
・『私』のことは、お客様の役に立つ
 情報のみお話する。
・『私』の気持ちではなく
 お客様のお気持ちが大切。

何よりも、目の前のお客様のことを
『ファースト』にできる人が
老若男女に選ばれる人です。

◇お客様を自分の大切な人としてお付き合いができる

こちらを読んでくださっている皆さんには
家族や恋人、親友など
ご自身にとって大切な方がいらっしゃいますか?

私にはいます。

結論から言うと
自分にとっての大切な人が
『こんなことをされていたら嬉しいな』
と思うことを、お客様に対して
惜しみなく出来る人が売れる人です。

大切な人の話は、どんな些細なことでも
丁寧に聞くはず。

大切な人からのメッセージには
出来る限り早く返したいと思うはず。

大切な人が、嫌な気持ちをしないよう
一緒にいるときには心から気を遣うはず。

こんなことが、自分の恋人や親友にはできても
お客様には出来なくなってしまう。

なぜでしょうか?

それはお客様が「自分の大切な人」では
ないからですね。

みなさん一人一人に、これまで生きてきた
大切な人生があり、好みがあり
されたら嬉しいこと、嫌なことがあるように

お客様お一人お一人にも
同じように大切な人生や価値観があります。

自分自身や、自分の大切な人と同じように
【お客様を大切にする】ことが出来れば
そのお客様は、必ずあなたのファンになり
『あなたから買いたい』と思って下さるのです。

こんな人は売れない、NGマインド

◆売上しか見ていない

お客様は馬鹿ではありません。
厳しいことを言うようですが
売上や数字しか見ていない人は売れません。

口ではどれだけ良いことを言っても
些細な態度・表情・言動に
その気持ちが透けて映るからです。

人は『自分自身がないがしろにされた』という
事実にとても敏感です。

お客様に、自分のことを
『ただの一客としか見ていない』
と感じさせた瞬間に
一気に心が離れていくのです。

お客様は、売上でも札束でもありません。
一人一人が大切なパーソナリティを持った人間です。


◆自分のこだわりが強すぎる

前述の記事ともつながりますが
『自分はこう思う』『自分はこうしたい』
『これしか認めない』というような
こだわりが強すぎる方も売れないな、、
と思います。

ご自身のサービスや商品に
誇りやこだわりを持つことは
とても素晴らしいことです。

でも、こだわりを持つべきところは
自分がどう思う』かではなく
お客様にとって価値があるのかどうか』
の一択です。

同じように
あれはダメ、これはいい、という
自分なりの価値観を押し付ける人も
お客様に選ばれません。

プライベートではいくらでもこだわってOK。

ただ、お客様に接するときには
『お客様に価値を提供できているか』以外には
あまりこだわりを持ちすぎないことが
重要かなと思います。

◆ネガティブ

言わずもがなですが、ネガティブな人は
お客様に好かれません。

ネガティブな気持ちを持っていると
その思考が言動に出ます。

売れる人になりたければ
ネガティブな事実をポジティブに変える
リフレーミングのトレーニングもオススメです。

ポジティブな思考を持つこと
ポジティブな言葉を使うこと
日頃から、この2点を
意識していかれると良いと思います。


最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。

「マインドだけでは売れない」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

おっしゃる通り
マインドだけいくら勉強しても
売れる人にはなりません。

ただ、自分の経験からも
私が営業メンバーを育成した経験からも
『マインドの伴わないテクニックなら
 知らない方がまし』

という不動の事実があると感じています。

具体的なトークやテクニックについては
追って別の記事で
書かせていただこうと思います。

よろしければ、今後の記事もお読みいただけたら嬉しいです♡


会社員卒業時の一人旅行で✨








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?