見出し画像

二度目の稽留流産、手術当日に思うこと

母子手帳を持って向かった、初回の妊婦健診で発覚した、二度目の稽留流産。
5日経った今日も、正直いまだに無性に腹が立って消化できずにいます。

一度目の稽留流産のときは、
「また次会えるよね」
「戻ってきてね」
「ママにしてくれてありがとう」
って思って手術に向かっていました。稽留流産が確率的に珍しいことではないと、またすぐに妊娠できると気持ちを切り替える事ができていたように思います。

その後、4年間がどれだけ長かったか…

一度目の流産直後よりも、時間が経つにつれて、本当に赤ちゃんは戻って来てくれるのか、もう妊娠できないんじゃないかと、不安や諦めのような気持ちが強くなっていました。期待して傷つくのがこわくて、期待しないように心にフタをしていました。

愛犬を迎え、こどもを産むことに少し諦めの気持ちも大きくなった今年、思い切って職場を変えてキャリアを積もうと思ってすぐに、自然に授かった命でした。

タイミングが良かったのか悪かったのかも分からず、ただただ運命を受け入れられないでいます。

妊娠期間は幸せだったはずなのに、流産だとわかった瞬間、
「こんな結果なら妊娠していないほうが良かったのか」
「今回の妊娠に意味はあったのか」
「なんでまたわたしが」
という気持ちばかりです。

「来てくれた赤ちゃんに感謝しなきゃ」
「前向きじゃなきゃ赤ちゃんに失礼」
「また来てねって思っていないと赤ちゃんもう来てくれないかも」
「受け止められない弱い母だから赤ちゃん帰っちゃったんだ」
そうやって前を向こうとしても、どうしても死んでしまったお腹の赤ちゃんに腹が立ってしまいます。

わたしがお腹の中で育ててあげることができなかった悔しさもあります。今回の手術後、組織を不育症の検査に出すことにしました。結果を受け止められるのか、自信がありません…

こんな気持ちのまま、手術に向かって良いのか…
二度目の流産で、こんなにも気持ちの整理がつかないとは思いませんでした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?