ブエルタ・ア・エスパーニャ ステージ5

ステージ5は平担ステージ、総合勢の動きはなくポイント賞争いに注目したいと思っていたのですが… 早速確認していきましょう!

ジャスパー・フィリプセン(AFC)がステージ5で激しいスプリント勝負を制して、ブエルタで2勝目を挙げた。ベルギーのファビオ・ヤコブセン(DQT)がアルベルト・ダイネーゼ(DSM)をわずかに上回り、2着となった。

また、マイヨ・ロホのレイン・タラマエ(IWG)は11㎞付近のメイン集団で発生した大きなクラッシュによってタイムを落とし、トップのケニー・エリッソンド(TFS)から2’11遅れる結果となった。

ステージ優勝によってマイヨ・ベルデを獲得したフィリプセンは「最後の5㎞、僕たちがチームでどうやってそこ(マイヨ・ベルデ)にたどり着いたかを見ればもっと素晴らしく見えるだろう。僕には言い表せないけど」と語り、こう続ける。

「僕たちは長い間一緒にやっているわけではないけれども自分がチームメイトにできることを全てしているのは凄いことだし、一緒に成し遂げられたのは素晴らしい。 昨日が終わって自分のスプリントが出来なかったことに落ち込んでいたけれども、今日勝って次へ進めたことは滅茶苦茶嬉しいし、チームとともに喜ぶよ。 マイヨ・ベルデをレースの最後まで着ると特別考えているわけではないけれども、着用する日を積み重ねて僕たちがどれだけのことを達成したか見たいね。」

フィリプセンは最後のリードアウトの恩恵を受けてスプリントを制した。彼は残り200mから風を受けてダイネーゼとレイナード・ヤンセファンレンズバーグ(QNH)が続いた。

ヤコブセンはオランダ人(ダイネーゼ)が6番目から南アフリカ人(ヤンセファンレンズバーグ)を抜いていく中で実力を示した。残り100mで離されていたが何とかダイネーゼをかわた。しかしながらフィリプセンはさらに先行しており、ポーズをしながらゴールした。

AFCはステージ4でリードアウトで飛び出せたのにフィリプセンが集団内にいるという失敗をしていましたが今回は上手くいきましたね。しかし200mかわし切るとは…フィリプセン恐るべし 彼はまだ23歳ですから今後にも期待が出来ますね!

タラマエはちょっと不運ですね。昨日も軽かったですがクラッシュで救済措置ですし… 最初の週は連携がまだ上手くいっていないのかクラッシュは起きやすくなりますがあまり見たくはありませんね。

モビスターはギリギリ巻き込まれず、エンリク・マス、ミゲルアンヘル・ロペス、アレハンドロ・バルベルデともにタイムを落とさず総合4,5,6位にいますね。今回のモビスターはかなり調子が良さそうですね。特にステージ3ではバルベルデ、マスの動きが良かったと思います。バルベルデは総合ではなくステージ優勝狙いということですがどうなんでしょう。確かに彼は献身的ですし、残りの2人も強いですからそれでいいんでしょうけど。

個人的にはまた総合で表彰台に上がってほしいのですが。彼は41歳ですからあれだけのパフォーマンスが出来ることがもう信じられないですけれどもこれ以上が出るのではないかと期待してしまいますw

頑張れバルベルデ!

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