助け合いでも、いいじゃないか。

今日は、エアコンなしで部屋の温度が１５度。
ポンチョを羽織ってひざかけをすればまぁ快適に過ごせるなぁというのはありがたいのですが、明日はまたがくっと気温が下がるみたい。
まだエアコンをつける日もあるでしょうが、これから数ヶ月、電気代が浮いてくるのはうれしい。

また貧乏くさい書き出しからはじまってしまいましたが、節約話のnoteは他の人の投稿も面白く、最近のテーマになってきています。

仕事はいろんなところから見積もり依頼がきて返信待ちだったり、そのまま連絡が来なくなったりと新しい仕事をもっととりにいっていいものか、判断が難しく、身動きとれずに上手くいきません。何もできないまま時間が過ぎていきます。

自分一人のことならなんとかなるのですが、彼が奈良で人力車の仕事を頑張っていて、冬はお客さんが入りにくいので給料が下がってしまい貯金が心許ない金額になってしまい、先日春までこれでなんとか頑張って、とお金を渡した。その額、実に１０万円。
２月貯金できた額は５万。結果、貯金５万マイナスです。
頼まれたわけでもなく、私の方から心配で。お節介で渡しました。
これだけ世話を焼いても彼が軌道に乗るかはわからない。
会社の人は歩合制で一年間（６月まで）勤務すれば、そのあとは社員に推薦できるから頑張って、とも言ってくれていて、この３月から一軒家の寮長にもしてくれて、エアコンや洗濯機など会社持ちで購入してくれて、今日引っ越し作業をしている。本当に見込みがなかったらここまでしてもらえないと思うし、彼自身もまだ人力車の仕事を続けたいと思っていて、会社も彼に、もう少し頑張ってほしいと思ってくれている以上、頑張るのが筋ではないかと思ったのであった。
彼は今は社会保障がないので、年金は国民年金で給料からはひかれていないし、あと数ヶ月でまた支払い用紙が届くわけだがそれを払うお金が危うい。国保も同じく。彼の貯金が足りないんです。
実は、去年も、貯金があるはずもない彼の年金や国保をいくらか私が払いました。
どちらかが助けられる状況にあるならば、困っている方を助ければいいではないか、と思うものの、私もこの一年間でかなり収入が減ってしまい、簡単には継続が難しくなってきました。

彼は４２歳なので、両親は７０代。ご健在だが、頼るのも忍びないのもなんとなくわかる。うちも実家とは縁遠く、支援はゼロ。自力で頑張るしかない。

こうしたお金の愚痴をこぼすとまわりには彼と付き合うのをやめとけと言われてしまう。なので、誰にも愚痴を言ってはいけない。それが苦しい。それでも、好きで付き合っているのだから。でも、ほとほと困り果てており、この春からどうにか彼の才能が開花してお客さんが増えて、売り上げが上がってくれないだろうか。それが難しくても六月には正社員にしてもらえないだろうかと悩む毎日である。

彼のためひたすら内助の功を頑張るしかないわけで、
今月は買い物週３０００円チャレンジをしようと、財布にも
決意のメモを忍ばせました。

左右に仕切りがあるので、右の仕切りに一ヶ月分の予算を入れておき、
週の予算を左の仕切りに入れておく。今週使えるのは、左側にあるぶんだけですよー、とわかりやすくしておく。

週３０００円だとろくな食事も食べられませんが、痩せてもいないのに贅沢はしないでおこう。どなたか、食べ物くださいｗｗｗ

もー、考えてたら滅入ってきたので、桜を見に行きました。

あぁ、春がきたのね。

帰り道にある喫茶店でモーニングしてきました。コーヒーに少しサンドイッチとゆで卵がついて４３０円。これも贅沢だけど、嫌になるほど節約してはだめだし。

彼は私が家族に捨てられて友達もおらずひとりぼっちで人生絶望の中にいるときに食事に誘って遊びに連れて行って、自分の友達を紹介してくれて私を助け出してくれた人です。人生、良いときは人が簡単に寄ってきますが、上手くいかなくなると引いていきます。よくないときに良くしてくれる人と言うのは心が本物なのです。彼は私がまたどんなどん底になっても見捨てることはしないでしょう。それがわかるからまた、私も彼を見捨てないのです。人生の恩人のために頑張ることが、悪いこととも思えません。

私が彼に受けた恩恵は、一生かかっても返せないと思う。
やさしい分、損することも多い彼が、これからも彼らしくいられるように。
なんとか、これからも、私と彼が暮らしていけるだけのお金や物が手に入っていきますように。日々願うばかりです。