推し活における目的と手段

挨拶

はじめまして
一般大学院生Buddiesのゆめりなです。

今回は最近の推し活に関する呼びかけについて思うことがあり、バイト中になんとなーく考えていたら自分なりの結論が出た。
そこから持論として記録に残しておこうかなと思い筆を取るに至る。

個人的に嫌だと感じること

まず、どこが引っ掛かっているのか。
数字やデータを持ち出してあれこれ呼びかけがなされていることである。
「こういったデータがあるからこれを頑張らなきゃいけない」という形の呼びかけが非常に多く感じている。
自分にとって推し活とは楽しむものであり、仕事のようになるのはなんとなく抵抗がある。というかそれは果たして推し活なのか、とすら思う。

「お仕事」を文字った「推し事」という言葉がある。
最近の呼びかけは、データを持ち出しての呼びかけが多くなっていることにより、本当に「お仕事」となってしまっている感が否めないのである。

だが、よく考えれば

しかし、ここで、データを持ち出して行われていた大きな呼びかけが過去にあったことを思い出した。
そう、Asia Artist Awards(以下、「AAA」)である。
これも賛否両論ではあったが、個人的に嫌気は刺さなかった。
最初から最後まで協力できたわけではないが、最終日付近は自分自身も呼びかけたり、ハートの供給の拡散を手伝ったりと色々と奔走した記憶がある。
今回のテーマの呼びかけと同じようにデータを持ち出しての呼びかけなのに何が違うのか、これについて考えることとした。

AAAとの違いの考察

AAAの際の呼びかけは、純粋に「櫻坂46をアジアで一番にしたい」という気持ちが強かったように思う。
つまり、AAAで一番になることが目的だったといえる。

一方、最近の呼びかけはどうだろうか。
「紅白歌合戦に出場するためにこれが必要」などの二次的な背景を表面に出していることが多い。
要するにある別の目的に対する手段と化しているのではないかと。
もっと本来の目的を目立たせるような促進のありかたの方が素直に受け入れられるのではないかと感じる。少なからず自分はそうである。

例えば『USEN推し活リクエスト』でいえば本来の目的はなんなのか。
街中の店舗で櫻坂46の曲が聴けることである。
決して、紅白歌合戦に出場するためではない。
もちろん、結果的にそういったことに繋がることはあるだろう。
だが、それが第一の目的になっていることには違和感を覚える。
ここが最大の違いであり、自分が引っ掛かるか否かの線引きとなっている。

結論

結論として、呼びかけを行うにあたり、もう少し本来の目的をプッシュする形にはできないだろうか、というものをあげる。
『USEN推し活リクエスト』に関しては上記に挙げた通り。
MV再生に関してはシンプルに再生数を増していこう、を押し出して欲しい。
「紅白歌合戦が・・・」というような話は結果的に現れるものであって欲しい。

各種呼びかけに関して、率先して実施してくれている方々がいることは非常に意味のあることだと感じる。だが、それが分断に繋がっていれば意味をなさない。それどころが逆効果となる可能性すら感じる。
このように呼びかけの形を考えることも必要なのではないかと提言し、本記事を締める。

当たり前だが、あくまでも個人の意見として。
では、また。

ゆめりな

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