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少しでもいい、相手の予測を上回ることの大切さ

米菓メーカーの岩塚製菓をご存知ですよね?

「味しらべ」
「黒豆せんべい」
「えび黒こしょう」
「えびカリ」
「新潟ぬれせんべい」

などなど、きっと誰しも一度は食べたことがある米菓があることでしょう。

「味しらべ」なんてずーっと変わらない美味しさで、何度食べても全然飽きる事がない“超銘菓”ですよね。

岩塚製菓は長岡の旧越路町に本社があるのですが、その近くに「直売所」があります。

「直売所限定」と書かれたお菓子が大量に陳列されています。

「限定」という言葉の惹きつけ力に加えて、

「工場直売」というダブルインパクト。

「絶対に多めに入っていてお得に違いない!」

疑うことのない感情が芽生え、

「買わなければもったいない」
「お土産に買って行こう」
「お世話になっているあの人にも買って行こう」

気がつけばいつもお菓子を買う金額を上回る買い物をしてしまっていました。

でも「せっかくここに来たんだから」と思うと、買わなきゃ損という心理に。

「直売所限定」のお菓子を持ってレジに行くと、満足度をもう一段上げてくれる事が起きました。

それはレジの支払い時、

バラのお煎餅をサービスしてくれたのです!

一袋に付き、煎餅一枚のサービス。

これが嬉しかったんですよねーーー

買って家に帰るまでの間、

車の中でちょっと食べたいじゃないですか!

でも買った大袋のせんべいに手をつけたくないじゃないですか!

「一枚か二枚でいいから直ぐに食べたい」

この欲求にドンピシャのサービスをしてくれたのです。

私のハートが鷲掴みです。

岩塚製菓、最高。
好きです、岩塚。

相手の期待を上回ることは、一気にファンにさせる力がある。

それはほんの少しだけでもいい。

「相手の予測を上回る」

お煎餅一枚で学びました。

岩塚製菓

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