ようやく、私の片割れに出会いました。
話に聞いてた通り、
私に素っ気なく、告白したら振られました。
その後、
物凄い勢いで私を避け出して、
恐怖の顔を覗かせます。
ああ、その調子よ、
あなたは私の片割れだもの。
私はちゃんと分かっているわ。
あなたが私を避けるほど、
このプロセスは順調だと思っているの。
ある日、警察が私の元を訪ねてきたわ。
え、何ですって。
私が彼のストーカー?
なんて事なの。
まさか、
私たちにとってのお試しが警察だなんて。
神様の演出も憎いことするわね。
でも大丈夫。
受けて立つわ。
鬼の形相で私を睨む彼。
何故、そちら側に立っているの?
さあ、こっちへ来て。
私と二人で、誤解なのだと説明しましょ。
僕が彼女を、こうさせてしまったのです。
僕は彼女の愛が怖すぎて、逃げてしまったのですと。
あら、なんて事。
「接近禁止」だと、言われてしまったわ。
ああ、そうか。
見ていてちょうだい。
この課題、必ずクリアしてみせるわ。
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