予防医学での究極のゴール(幸せの定義)は「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠れるか」
臨床医学との対比としての分野に予防医学があります。単に病気の予防だけでなく精神的健康の増進のための科学です。
予防医学での究極のゴール(幸せの定義)は「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠れるか」というものです。
なるほど、実感としてすごく納得できますよね。
今回は、これまで私が一貫して取り上げてきたテーマ「幸福に生きる」の一つとして取り上げてみました。
これを実現する具体的方法
この予防医学での一つ目の定義、「ワクワクして眼を覚ます」
を私流に解釈しました。
…朝、布団の中で「今日どんな楽しいことがあるか」を想い浮かべ数えるのです。あらかじめ予定がないなら、意図的に作ってみましょう。小さな楽しみを一つ二つからでもいいでしょう。
次に2番目の定義「夜満ち足りた気持ちで眠れるか」はどうでしょう。
まずは、今日一日の中で、うまくいったこと、気分がよかったこと、楽しかったことを思い出してじっくり反芻するというのが一般的でしょう。
でも、そんなこと何もなかったなんていう日なら‥‥
夜、布団に入ってから
『いつか、何かはわからないけど、とてつもなく素晴らしいことが起こる』という言葉を心の中で、何度も何度も思い巡らすのです。なんとなくそんな気になってくるまで、がコツです。
この朝と夜のルーティンの提案は次にあげた脳の持つ機能に基づくものです。
脳の機能❶
『目覚めた瞬間、脳にインプットした情報(思考の方向性の司令)に従って脳はそれに見合うものを探すという活動を開始する』
例えば朝のクリアーな脳に「今日は後から後からいいことが起こる」とインプットすると、その後その実現のための情報ばかり飛び込んできます。すると結果的に実現の可能性が大きくなるというものです。
ですから、プラニングの時点でいい気分になる方法とは別に、
「今日は後から後からいいことが起こる」という言葉を腑に落ちるまで繰り返し唱える方法を取り入れるのもオススメです。
脳の機能❷
『就寝前に、ある課題、問題を強くイメージしながら眠りにつくと、就寝中に脳が自動的に答えを探す(脳に蓄積されたあらゆる情報を解析、統合する)。したがって朝には答えが出ている』
たとえその場でズバリの回答がなくても、日中も潜在意識下で働き続けてくれます。
したがって「いつか、何かはわからないけど、とてつもなく素晴らしいことが起こる」という繰り返しの言葉による脳への刷り込みが、やはり就寝中に素晴らしいことを引きよせるための情報を収集する働きをするのでしょう。
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