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人生最後の瞬間に後悔しないために、若い人達にこそ聞いて欲しい話


人生においても
「終わりよければすべてよし」
は真実です。

これから私は、これまで他の人からはあまり聞いたことがない話をしたいと思います。
これは私が、長年『幸福とは』を考えていく中で実感していることです。


60代以降で、仕事をリタイアした人、仕事をしていてもやりたいことではない人。
今現在とくに刺激もなく、これといった今後の計画がないまま、生活を続けている人のほとんどが該当します。

少し乱暴な言い方かもしれませんが、このグループの人達は、それ以前に積み上げた豊かで幸せな思い出だけで生きていくことになります。

逆に言えば、現在がどんなに刺激がない退屈な日々でも、良い思い出が豊富なら幸せに生きられるのです。
そして人間同士の交流に基づく思い出なら一層“幸せ度“が上がります。そしてそれはその交流の深さに比例します。


以上のことを証明してくれている逸話を紹介します。
数えきれないほどの、患者を看取った医師の言葉があります。
最後に彼らが残した言葉で最も多いのは、「やりたいことに挑戦せず、やらずにいたことが一番後悔している。」なのだそうです。
さらに、海外でも医師ではなく専門の研究者が同様の調査でまったく同じ結果を公表しています。

例外的なのは、夫婦仲が良く、いつも二人や友達と旅行をしているあるいは子供たちが孫を連れてよく遊びにきてくれる人です。
しかしながらこのようなグループは少数派のようです。


要するに、豊富な経験とそれによって育まれたココロの豊かさが欠けた、貧しい青春だと、将来的にも不幸になってしまうのです。

だから、声を大にして言いたいのです。
若い間に出来るだけ多くの経験を積みなさい。
良い思い出をいっぱい作りなさい。
そのためには惜しみなく投資しなさい。
将来に備えて蓄えてばかりなのは愚の骨頂です。

そして、良い経験、思い出を作る秘訣を声を大にして伝えたいのです。それは
『迷った時、ときめく方を選び続けること』
です。

“若さ“ イコール“貪欲さ“であり“がむしゃらさ“です。
いつまでもクールさを気取っていては後悔しますよ。


現在はネット社会が極限まで進化している感があります。
そうした中、SNSに飛び交う他者とのやり取り、さまざまなブログでの発信に対してのポジティブな反応で感じる一種の喜びは確かに存在します。
ここで“一種の”と断りを入れたのは理由があります。
この種の喜びの質や深さは、生身の人間同士が、ぶつかり合い触れ合う中で生まれる真の喜びとはまるで次元が違うものです。

バーチャルとまで言いたくはありませんが、どうしても借り物感が拭いきれません。

“触れ合う“と言いましたが特に男女の間での幸福感には文字通りの触れ合いが不可欠なのはいうまでもありません。

たくさんの冒険と恋をしてください。
そしてこの地球に生まれた幸運を大いに謳歌してください。
若い時ならではの特権なのですから。

…いつポックリいったとしても、まったく後悔しない自信がある、人生の先輩からのメッセージでした。






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