“変わる”チャンスの季節。ファッション感覚が実はすごく大事です。
ここ二、三日の気温で、いよいよ春到来の気分ですね。
そこで最近の世相ともあいまって、つい重苦しくなりがちだった季節から抜け出しませんか。
それにはなんと言っても服装がいちばん効果があるのでは。
街ゆく人々、特に若い人はいつの時代も流行に敏感です。
いつしか、ゆったりたりシルエットが定着しつつあります。パンツはタップリ目の太さ。かつて一大ブームだった昭和の頃とは長さがかなり短めというのが今の気分。
それに合わせてジャケットの肩幅は広くなりつつも、昭和のソフトスーツまでとはならない。身頃と裾は大きくなっても、そこは気をつけないと、ダサくなってしまうのでご注意。
足元について言えば、スニーカー革命。これは私が、勝手にそう呼んでるのですが。
そして、それを履く足元は「素足」、これはかつて考えられなかった一つのタブーであったのですが。オッさんまでもが真似し出したのは雑誌LEON であるのは間違いありません。
これは数年前から始まっており、メンズ、ウィメンズ共にファッション雑誌が火付け役です。
どんなファッションのブームも同様ですが、仕掛け人が必ず存在しています。
まずカラーにおいては世界的なある機関で“次の流行色“を決定し、それを各国のメーカーがほぼ100%それに同調し、取り入れて企画をします。
そして、メディアがこぞって発信したものを消費者が飛びつく…
という構図になっています。
これは流行色だけでなく、流行のアイテム、そのシルエットも同様です。
そして流行の法則としては、周期的なリバイバルがあります。
長年ウォッチングし続けてる結果、大雑把に言って30〜50年のスパンでやってくるサイクルです。
もちろんアイテムによってそのスパンは違っていて、いちばん新しいところではユニクロが仕掛け始めたベルボトムのジーンズ。
個人的には“遂にきたか“という想いがしてます。
この辺がいちばん長めのスパンで、最も短いのでは、ジーンズそのもののサイクル。
しばらく続いていたブームが、ここ2年ほど急速に下火になっていたかと思えば、そろそろ各メーカーがコマーシャルを打ち始めていますね。これなんかは、3〜5年の短いサイクルの代表例でしょう。
この“サイクル”というのは、ファッション業界が、利益を生み続けるためにはどうしても必要な仕掛けであるのは誰でもわかる構造ですね。
服なんて大切に着ていたら10年以上もってしまうものが結構ありますからね。
したがって売る側の論理として宿命的なものでもあります。
それと同時に、消費者としても、“飽きる”という心の必然性から自らの欲求でもあります。
もしあなたが『たかが服装』『たかが流行』と思っているとしたら、大きな勘違いと申し上げたい。
流行りものを適度に取り入れること、実は相手に与える印象として、思っている以上の影響があります。
あなたがいかに世界の動きに敏感かという社会性の判断をされているのです。
簡単に言うと、センスがダサいと人間もダサいという結びつけ。長くつきあっていればわかってもらえるとしても、初対面の印象づけには通用しない側面というのは否めません。
そしてもうひとつ、“今“の空気感を、取り入れることによる自分自身への元気づけ、活力を潜在意識に与えているのです。
ファッションの持つ大きな効用として、自分というどこにもない唯一無二の個性を表現する手段として、利用しない手はありません。
新入学、就職、社内異動といったこの季節。取り巻く人間関係においていかに存在をアピールするか、大切な手段として意識することが重要です。
それと相まってなんといっても“断捨離“。
これら二つの仕掛けを、大いに利用して、新たな自分の可能性にチャレンジしてみませんか。
ちょっと唐突に断捨離をとりあげましたが、otasukemanは実は断捨離についても、専門分野のひとつです。
これからnote でも、あなたの人生を変える『ファッションと断捨離』
この2大テーマについて本格的に提案していきたいと思っています、よかったらご期待を。
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