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『私がこれまでの人生でたどり着いた本物の知恵』

取引先とのトラブル、
従業員とのトラブル、
意見交換での対立、
夫婦喧嘩
などの場面を数えきれないほど経験しました。そして、ようやくある答えに辿り着きました。


●絶対に争そわない
●絶対に命令しない
●絶対に怒らない
●絶対に否定しない

●とげとげしい言葉を使わない

●皮肉•イヤミは言わない
(これを洒落た言い方だと勘違いしてる人が多い、その場で笑っていても心には深い傷がのこり、恨みのタネになる)

なんと陳腐でありふれた言葉だ、と言わず、
この6つのリストをじっくり噛みしめて、ご自身でその意味を深く味わってほしい。

これらの「絶対」というところが大切です。生半可に「出来るだけ」ぐらいの気持ちではいけません。そこには天と地ほどの違いがあります。


●これらのことを実行するために…
→頭の中の思考を180度切り替えるか、100%入れ替えることが必要❗️
→これまでの人生で刷り込まれてきた、ステレオタイプな思考、すなわち、条件反射になっている
次の反応のことです。
[怒りの感情を覚える]→とっさに
•相手を怒鳴る
•言い返す
•睨みつける
•その場ではなんとか抑えたけど、虫が治まらず、なんとか仕返しをしてやろうと思う。

当たり前の権利のように、また、誰もがやっていることだからと、何の疑問も感じずにこのように反応していました。
それは周りの人が皆そうやっていたから、それが当たり前のことと、なんの疑問も感じずにやってきたのです。すなわちもの心ついて以来の刷り込みなんです。

これからは、まずこれらのオートマティックな反応をしないと心にコミット(本気で誓う)する。この決意から全てははじまる。
そして、そうすれば、そうできると強く自分に言い聞かせる。

これは次の法則に基づくものです。
<法則>
問題は同じ次元で対処しようとしても解決できない。
(対立しているということは、その時点で、相手と自分は同じ次元にいるということの証明です)

ここから自分の視点の次元を一つ上げた位置から見つめて初めて解決案が浮かぶという意味です。

これは単にこの問題についての視点だけ上げたつもりでなく、自分という存在自体をレベルアップさせることが必要です。
これは弁証法でいうところの『正•反•合』の関係とも通じるものです。

ただ難しくとらえることはなく、6つのリストを心の中心に据え、常日頃その思いを強く持ち続けることだと思います。

ここにお馴染みの聖書の言葉があります。
【汝の敵を愛せよ】
クリスチャンではないが考え方として、これに尽きる素晴らしい言葉です。

敵の良いところを一つでも見つけて、そこを愛することができるようになると、憎しみの部分が消えていきます。

争いごとが目の前で起きているその瞬間には難しいでしょう。
ときには相手がここまでに至るバックグラウンドにまで思いを馳せることが必要かもしれません。
こうして時間をかけて、相手の立場を理解して接していくうちに、その姿勢が相手に伝わり、相手も軟化し始めます。

そしてついに互いに理解し合う時がやってきます。


もし皆さんが、『汝の(敵)相手を愛せよ』すなわち「相手の立場に立って考え、かつ相手の気持ちを愛する」を心から理解したならば、
それは次元が一つ上がったのです。
 したがってここにおいて初めて、真の解決に至ることができるということだと思います。





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