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幸せって、追い求めるのでなく、気づくもの

幸せの定義ってなんでしょう
それは何もしていないとき、ふとしたときに湧いてくる感覚。
特に理由もなく暖かく包まれるような感覚、安心感に抱かれている感覚と私は定義しています。

それは激しいものではなく、
かといっておぼろげというわけでもなく、しっかりと心の奥深くに込み上げてくるものです。

だから、求めていた何かを手に入れたからとか、何かを勝ち取ったから、という外から与えられた理由ではありません。
それらは持続性がなく、ほどなくして去っていってしまうものだからです。
なぜなら、勝ち取った喜びはすぐ慣れてしまいそのうえ依存性があります。もっともっとと更なる刺激を求めることからくるドラックに代表される刹那の快楽というものと同義なんです。


真の幸福感とは、それらとははっきりと異なる感覚です。
いわば「不動の(ゆるぎない)安心感」、それらは日ごろのフッとした時に感じる、“気づく“もの。
わかりやすくいうと不安がない心の状態のことをいいます。

それを手に入れるには‥‥
当たり前ですが、不安を取り除くことが必要で、これには自分を客観的に見つめるという作業が必須となります。
そして、長年にわたって膨大な資料を吟味検討した結果『瞑想』にたどり着きました。
近年GAFAと呼ばれる巨大先端企業群で、社員のメンタルケアのために取り入れられているので話題になりました。アメリカの医学博士により、科学理論に基づいて作られたマインドフルネスを指します。セレブにも流行していると聞きます。

その瞑想を踏み台にして、どのような心の状態を手に入れるのかというと、
次の二大ポイントを私は提唱しています。

【森羅万象を受け止め、さらにそれを愛する】

大事故に遭い、車椅子の生活を強いられた。また、自らが経営する会社が倒産し億単位の借金を背負うことになった。
こんな大ごとでなくとも、会社で上司に理不尽な叱責を受けたなど。
誰しもこれらを認めることができず心が現実を拒否してしまう。

森羅万象を愛するとは、これらを心が受け入れるだけじゃなくて、さらにこの現実を本気で『愛する』ところまで昇華させることがポイントなのです。

その境界(壁)を乗り越えるには
何が必要なんだろうか。

人間関係上のことなら、相手の立場になって目の前の問題を考えてみること。
「そうだよね、自分だったらやっぱりそう考えるよね。」と心から思えるようになったらしめたもの。
そうしてはじめてその時の相手の振る舞い、さらにはその心根を”愛する“準備もできるようになるのです。

[重要: 正しい、間違っているの判断は一切せずに]

さらに、どうしても相手の振る舞いや、今ある状況を許せない、という時でも“そんな自分をも”受け入れる。というところもおおきなポイント❗️

(ここにまで至らなくても、相手の立場を自分と置き換える作業をマスターするだけで、人間関係のトラブルの7割はなくなっていることに気付くでしょう)


【不安にとらわれない不動の心】

『所詮クソみたいな人生である。
うまくいかなくてももクソ、うまくいってもしょせんクソ』
[この出典は東大六郎氏のブログですが、彼は多くの書物に書かれてあるあらゆる手法より、最終的にこのことを”本気“で考えることが一番効果があったといっています]

上品な表現に翻訳すれば、すべてを深刻に捉えない、そして全ての心配を手放すという意味です。



以上『幸せになるための二大アファーメーション』を紹介してきました。
なかなか頭の中で理解しただけでは、本当に身につくことは不可能でしょう。
これらを心の奥底にしっかりと根づいた、ゆるぎないものとして築き上げなくてはなりません。

それにはじっくり腰を据えての鍛錬が欠かせません。
しかし、このマインドフルネスを続けていると、必ずその心のクセが着実に自分のものとなることを体験してきました。

もし、こういうのってめんどくさいなー、と思う方は、この二つのアファーメーションを、思い出した時、常日頃心の中で唱えるだけでも試してみてください。ただその意味だけはじっくりかみしめながらですよ。

*マインドフルネスに関する書物はたくさん出てますよね。まずは読んでみてください。
それでも理解しずらいという方はいつでも手助けいたしますから。
(もちろんボランティアですからお金など取りません。
メールアドレスは自己紹介欄で)








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