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マイライフ:第9章:「電卓登場と給与昇給」

1971年春
各人に1台、電卓が支給されました。
これは画期的なできごとです。
そろばんもタイガー計算機も不要になりました。

しかし、この時代の計算機は
三角関数や対数計算機能は無く
加減乗除のみで(ルートもできません)
あいかわらず、三角関数表と
対数表のお世話になっていました。

今の電卓は高性能で、
簡単に三角関数表や
対数計算ができますが
当時はこれでも革命的進歩だったのですね。

最初に電卓を手にしたとき
あまりにも簡単に答えがでるのに
信じられない先輩が
「ちょっとタイガー計算機でチェックしてみんしゃい」
そこでタイガーを回したのですが
「しぇんぱい、あっとりますばい。」
という答えを聞き、皆で驚いたものです。
 
 

給与体系についてもすこし触れますが
当時はベースアップ1万、定期昇給1万が
しばらく継続し、年に2万増加
私も2年目は約5万、3年目は7万と
順調に増え続けました。
ただしボーナスは減額され、年6か月
程度です。

後年になり、景気が悪い時期には
定期昇給無し、ボーナス年2か月
(夏0.5、冬1.5か月)
さらに、バブルの崩壊後は給与減額
へと変遷していきました。


添付画像は現在の高性能電卓

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