僕と君の記憶 ep3
麗奈がお手洗いに行っているので待っていると
話しかけられ振り向いたら夏鈴がいた
夏鈴)もしかして○○?
○○)は、はい あのどちら様で…
○○)もしかして夏鈴?
夏鈴)うん そうだよ
○○)ほんとに!? 久しぶりだね
夏鈴)うん 久しぶり///
彼女は藤吉夏鈴
中学校のころの同級生で僕が所属していたバスケットボール部のマネージャーをやってくれていたため比較的仲が良かった
○○)なにしてたの?
夏鈴)わたしはちょっと買い物に
○○こそ何しに来たの?
○○)僕は友達の買い物の付き合いだよ
夏鈴)そうなんだ
○○)てか夏鈴ももう高校卒業したの?
夏鈴)うん 数日前にしたよ
○○)めっちゃ早く感じなかった?
夏鈴)うーん私はそんなにだったかな
○○)えぇ!?そうなの 僕なんかこないだ中学校卒業した感覚だよ
夏鈴)それは○○がおかしいだけだよ
○○)そうかな?
夏鈴)そうだよ
夏鈴)…って私もう行かなきゃ
夏鈴)けどそのまえに連絡先交換しない?
○○)いいよ
そして僕たちは連絡先を交換した
夏鈴)ありがとう それじゃあまたね
○○)うん またどこか行こうね
○○)まさか夏鈴とあえるとはな~
めっちゃ綺麗になってたし
麗奈)お待たせ
○○)それじゃあフードコート行こっか
麗奈)うん てか○○なんか顔ニヤけてるよ?
○○)ニヤけてないよ さっき中学同じだった夏鈴に会ったんだよね
覚えてる?
麗奈)うーん覚えてないかも
○○)まぁ 確かに麗奈と一緒にいるとこ見たことないかも
○○)まぁいっか
そして僕たちはフードコートに行きごはんを食べていた
麗奈)…
○○)どうしたの?そんなこっちのほう見て
麗奈)…ん?何もないよ
○○)あっ 僕が食べてるからかげ食べたいじゃなにの?
麗奈)…うん
○○)いいよ あげる
麗奈)え!? いいの?
ありがとう
麗奈)うーん美味しい
○○)ふふっ よかった
麗奈)あっ麗奈のもあげる
あーん
○○)普通に頂戴よ
麗奈)いいから
あーん
○○)んっ 美味しい⁉
麗奈)でしょ!! 美味しいよね
○○)ね!!
………
○○麗奈)ごちそうさまでした
○○)どうする もう帰る?
麗奈)私はいいけど○○はなにか見たいものとか買いたいものとかないの?
○○)僕は大丈夫だよ
麗奈)ならもう帰ろっか
○○)そうだね
…
そして僕は家に帰り麗奈の事を考えていた
○○)麗奈は僕の事どう思ってるんだろ
○○)やっぱりただの幼馴染としか思ってないのかな
○○)てか麗奈は好きな人いるのか?
○○)はぁずっと麗奈といたはずなのに全然わかんないや
○○)はぁ…まぁいいや 今日はもう寝よう
……………
そして僕は麗奈に想いを伝えられないまま大学生になった
だけど麗奈とは同じ大学同じ学部なので今までと変わらず麗奈とずっと行動している
麗奈)ねぇ○○このあと暇?
○○)うん 今日はもう帰るだけだし
麗奈)ならさ一緒にカフェ行かない?
麗奈)お洒落なとこ見つけたんだよね
○○)おっ いいね
○○)行こ行こ!
麗奈とカフェに行けるのが嬉しいのもあるが
麗奈に好きな人がいるのか聞けるチャンスなので
行くことにした。
早く麗奈に想いを伝えられれば良いのにな…
…To Be Continued
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