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医療や食品などのデマを信じてしまった経緯②

前回に引き続き、今回も「デマ」を信じてしまった経緯についてお話します。


経皮毒を含めて数々の「デマ」はセミナーや勉強会で聞くことが多いけど、

その話をする人が「医学博士」や「薬学博士」っていう肩書きを持ってるんですよね。


本当にその人達が博士号を持っているのかは、凡人の私達には確認ができないけど。


私みたいなアンポンタンは、医学博士という肩書きを聞いただけで「嘘を言うはずがない」と思い込んでしまうから、どんな話でも「え〜?そうなんだ!」って信じてしまいます。


その博士達は、独自のデータや凡人が普段目にすることのない資料を用いて

「医療業界の闇」

として語るから、それはそれは興味深く聞いてしまうんです。

「〇〇の裏側」「〇〇の闇」って話って、つい興味津々で聞いちゃうじゃないですか(笑)

そして、博士から語られるのは「世の中に知られてないヒミツのお話」だから、どこにも真偽を確認ができないんですよねー。

博士や医師の知り合いなんていないし、調べ方もわからないし。

うん、うまくできてる(笑)


健康セミナーで聞く話っていうのは、

・市販品に使用されている化学物質の危険性と見分け方

・食品添加物や農薬が人間に及ぼす危険性

・生活習慣病になる原因と予防

・自社商品の素晴らしさ


こんなところでしょうか。

どこのマルチ商法でもよくある話!


市販品の危険性の例えでいうと、洗剤やシャンプーなどの界面活性剤によく使われている

「アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム」

この文字の中に「硫酸」って書いてありますよね?

化学火傷をしてしまうあの危険な「硫酸」ですよ?


って言われたら、なんだかすごく危険な気がしません?(笑)


で、こんな危険な成分が経皮吸収されて体の中に蓄積されると、病気の原因になるって話につながっていきます。


じゃあ、なぜこんなにも危険な成分をメーカーが使うのかって質問には、

メーカーが金儲け主義で、原価を安くするためなんだというんです。

病気の原因になったり人体に危険成分を、なぜ国が許可してるのか?と問われれば、


海外では禁止されているのに日本は遅れているからって言うだけ。

TV番組で本当の情報を流せないのは、スポンサーにメーカーがついてるから。


こんな答えになってるようでなってない回答で煙にまかれます。


そこに付け加えて、国は製薬会社との癒着もあると、現実に製薬会社から賄賂をもらった事件を持ち出して話をすり替えながら信用させていきます。

10ある話のうち1〜3割本当の話を入れてくるから、全部本当のことに思えてしまうんですよ。

ニュースやドラマなんかで、政治家や医療機関の闇を見たり聞いたりしてるから、うまく話の中に入れられると頭の中でリンクしちゃって信じてしまうんです。

ドラマはフィクションなのにね(笑)


次から次へと不安を煽る情報を流して、考える時間や疑問を持つ時間を作らないようなセミナー内容になってるのもミソですよね。


セミナーが終わった頃には、私たち消費者は国や医療機関にダマされてたー!って思ってますから(笑)


会員の中に看護師さんがいると、

「羊水からシャンプーの匂いがする話は本当だよ〜」

と得意げに話をしてくるんです。

医師は抗がん剤治療しないだの、薬は極力飲まないだの、好き放題言ってましたね。


今だからわかるけど、よく考えてみれば医師で会員になってる人が1人もいません。


市販品や薬が危険だとわかってるのなら、日用品はマルチの商品を使って、病気になったら健康食品を飲まないとダメですよね?(笑)


なのに医師の会員がいないのはなぜ?って、もっと早くに気づくべきでした。


健康セミナーで聞く「デマ」は、病院に行ってもなかなか良くならない人は特にダマされやすいと思います。


「金儲け主義の商品や情報にダマされないように、賢い消費者になりましょう」って言うけど、


金儲け主義のマルチにまんまとダマされてるから本当バカだなぁ私(笑)

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