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四万温泉積善館に宿泊。『千と千尋の神隠し』の世界を堪能!


一泊二日でずっと行きたかった四万温泉積善館に行ってきたので記録してみます。千と千尋の世界に迷い込んできました♪( ´▽`)

積善館について

創業元禄7年の温泉宿です。
元禄7年は西暦1694年。
徳川綱吉によって生類憐みの令が出されていた時代です。
文化面だと松尾芭蕉が50歳。
そんな昔の宿を今も使えているなんて本当にすごい。。。

『千と千尋の神隠し』のモデルとなったと言われる本館をよくインスタで見かけていたので、若い世代が多いのかな?と思っていましたが、想像より年配の方が多くて落ち着いた雰囲気でした( ´▽`)

建物について

手前から、本館、山荘、佳松亭の3棟の建物からなる積善館。
『千と千尋の神隠し』の湯屋に似た外観をしたこの宿のシンボルは本館の「元禄の湯」の建物です。外観はこちら↓

積善館本館

手前の赤い橋は「慶雲橋(けいうんばし)」。千尋が息を止めて通り抜ける橋によく似ています。ちなみに千尋が渡った橋よりはかなり短く感じました。息を止めて通るのも余裕でした!

日が暮れ始めると橋がライトアップされ、より一層千尋の世界に近づきます。

夜の積善館

まるで迷路な構造

チェックイン時にまず渡されたのが、宿泊受付までの経路図。まずはこの階段を上がります。

本館の階段

右に曲がって左に曲がってエレベーター上がって、、、。
ワクワクが止まりません。
興味本位で順路とは違う方に進んでみるとさらに廊下が続いていて面白かったです。まるで迷路!

浪漫のトンネル

映画の冒頭で、千尋とお母さんとお父さんが、通り抜けたトンネルを彷彿させます。
映画のように真っ暗ではないのですが、薄暗くてなんだかソワソワしました。
トンネルの先にあるのはエレベーターなのですが、どこか異世界へと続きそうな神秘的な空気が漂っています。
水が滴り落ちているのもちょっと怖い。。。
夜1人では歩けなさそうです。。。(^^;;

浪漫のトンネル

ゆったりくつろげるお部屋

山荘に泊まりましたが、お部屋はこんな感じでした。たしか4人まで泊まれるところに2人で泊まったのでとにかく広い!!!
古い建物ですが部屋はとても綺麗に整備されていました。お菓子のサービスも◎

山荘のお部屋

種類が豊富な温泉

積善館には、この宿のシンボルといえる「元禄の湯」、露天風呂のある「杜の湯」、無料で貸切できる「山荘の湯」、有料予約制で貸切できる「積・善」があります。
今回は元禄の湯と杜の湯に入ってきました♪( ´▽`)

杜の湯

元禄の湯には、洗い場がないので、ご飯の前に杜の湯に行きました。
内湯は木の温もりを感じられるお風呂で温度も少し高めでした。
露天風呂は、木々に囲まれていて、名前の通り、森の中にいるような気分になりました。
温度は内湯よりは低めで長く浸かるのにピッタリでした。杜の湯はシャワーもたくさんあり、アメニティーも充実してました。

写真を公式サイトよりお借りします。

杜の湯、内湯(公式サイトより)
杜の湯、露天風呂(公式サイトより)

元禄の湯

まるでテルマエロマエの世界のお風呂です。
温度が少しずつ違うお風呂が5つあります。
自分に最適な温度のお風呂を探してゆっくり堪能しました。

また、お風呂の壁の所に小さな扉が3つあり、1人用の蒸し風呂になっていました。
中は暗いので最初はちょっと怖かったのですが、他のお客様から「蒸し風呂最高ですよ」の言葉に背中を押され、入ってみることに。。。

いざ入ると意外と小窓から光が差してて怖くなかったです。
サウナよりも温度は低めでじんわりと体があったまっていく感じでした。
1人用の空間なので(最初は友達と2人で入ろうとしたがキツキツだった笑)、ボケーっと考え事しながらゆっくりできます。

意外と気づきにくいと思うので、ぜひ探してみてください!壁に「使用中」の札が下がっていたら、人が入っています。私は人が出てきて初めて蒸し風呂の存在に気づきました!

公式サイトから写真をお借りします。

元禄の湯(公式サイトより)

元禄の湯の外に温泉水を飲めるコーナーがありました。熱いので火傷注意です。お味もミネラル分?が結構強くて好み分かれそうなので、少しずつ飲むのがおすすめです!

大満足のご飯

朝ごはんと夜ご飯付きのプランにしましたが、どちらもボリューム満点、味も上品で素晴らしかったです!

夕食

季節の懐石料理でした。献立は↓
上手く撮れた写真載せます。

貝のお刺身が美味しい
ホタルイカが美味しい
上州和牛がとろけます

朝食

見た目は多かったのですが、意外とちょうどよかったです。ご飯の量が選べたので、少なめにしました。

朝食

千尋の世界を感じた所

まずは外観。特に夜のライトアップされた本館はまるで湯屋そのものでした。もう一度他の写真載せておきます!

夜の積善館。カオナシと坊ネズミは持参です。

千尋たちが雑巾掛けをしていそうな廊下や、赤い絨毯の床などからも映画の世界を感じました。

カオナシが千尋を追いかけてるシーンでこんな感じの階段を下ってたと思います。

まとめ

日々の疲れを癒してくれる最高のお宿でした。
八百万の神様の疲れも癒してくれそう。。。
スタッフの皆様のサービスもきめ細かく素晴らしかったです。ありがとうございました!

日帰り入浴もできるみたいですが、日帰りで入れるのは元禄の湯だけみたいなので、断然宿泊がおすすめです!

四万温泉街は、ホテルと飲食店とお土産屋さんが数店、と言った感じで、一泊2日で十分満足できる街でした。
日々の疲れを癒しにぜひ行ってみてください★

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