【ランモバ】デッキタイプ解説②~範囲デッキ編~

♦はじめに

SPエルウィンが始動しました。強烈な馬キャラであり、槍兵種が大事になった分歩兵が更に重要・・・といった具合に前回のSTデッキ解説での兵種相性差の重要性が上がりました。

多くの人が所持しており、ほぼ確実にデッキに入ってくることから剣帝など位置取りしてから攻めるキャラが相対的に弱体化しました。範囲デッキに限らず、タンクを取らないヤンキータイプはエルウィンをBANしないと困難になった事は範囲デッキにも大きく影響しています。

ローゼンシルは相変わらず範囲に対して非常に強力ですが、一般的なタンク2構成にはジュグラーBAN後にローゼンシルをBANすればまだ戦えるかなという印象です。


♦範囲デッキ(デバフデッキ)の主な勝ち筋

・強烈なダメージ量をもつ範囲キャラクター(アレス、ヨシュア、クロテールなど)にバフを与えて一撃で倒す

デッキにバッファーを多く用意する必要があり、デッキを見ただけで何がしたいかバレやすいのが欠点。逆に自分自身もやることが分かりやすいためミスが少なく、成功するか成功しないかで勝敗がすぐつくのも長所。

・相手のヒーラーをBANで減らし、連続範囲攻撃で削りきる

相手が元々ヒーラーが少ない場合に狙えることもあるが連続で撃ちこむには射程が必要だったり相手の反撃も対処したりと簡単ではない。エステルがいると狙いやすい勝ち筋になる。

・デバフを絡めて治療不能や反転がついたところに追い打ちをかける

コンスタントに狙いやすい手立て、相手のデバフ解除性能が低ければダメージ量ではなくデバフ量で攻めることも出来る。相手のデバフ解除能力が高いほど難しくなる。リファニーやエグベルトなどお手軽に治療不能をばらまけるSRキャラクターもいるが、範囲バリア持ちのキャラにお手軽に防がれるのでBANが必要。

・強烈なデバフで押し切る

リィン。相手にローゼンシルがいない場合、ジュグラーをBANしてリィンで攻め立てるのは依然として強力、一家に一台エルウィンSPがいる現状ではかなり難しくなったと思われる。


♦範囲デッキ(デバフデッキ)で使用されるキャラクターを軽く紹介

アレス・・・クリティカルダメージが強力、耐えるにはクリ率減、クリダメ減や止水、コンクル、巫女などが必要。逃げられないように位置取りも気を付ける必要がある。これが出来ればある程度戦える。しかし単体攻撃も強い、後半戦の位置移動も厄介と使いこなせるほど強くなるヤベー奴

リィン・・・デバッファーの神。治癒不能や治癒反転が付く可能性が高く、固定無効不可のダメージまで付与する上にスキル使用で回復、本体の耐久力も相まって1対3から覆すこともあるくらい凶悪。1キャラで封殺出来るほどのカウンターはローゼンシルしかいないため、BPでの優位性も際立つ。

ヨシュア・・・固定ダメージが非常に大きい、クリティカルが出ないと固定も出ないのでクリ率減や固定無効キャラで固めると空気になる。めちゃくちゃ育ててバフつけて固定ダメージまで通ると後衛ワンパンの可能性が出てくる。コラボ超絶キャラの与ダメUPもでかい

クロテール・・・完全体は超高火力だがワンパンするほどでもない。再行動スキルが2つあるため、タンクで守ってあげると頻繁に覚醒スキルを撃てる。

ジュグラー・・・防御魔防が高いほどアタッカー性能が高い、超絶やソフィアバフと相性が良い。隣接しての足止めも激烈に強いため移動バフキャラと組んでもヤバイ

ボーゼル・・・まだまだ現役で強い。しかももうすぐ専用装備でデバフが1つ増える。水晶魔導士でアサシンくらいの攻撃にある程度耐えられるが、馬系のアタッカーには耐えられないので基本タンクとセット運用。現状ではローゼンシル相手には他のデバッファーと組まないと突破できない

リコリス・・・床の性質から長期戦で強い、純ヒーラーに近い回復能力を持つ。デバフが刺さるかどうかはかなり運が絡む

リスティル・・・エルウィンSPに刺さるのでは?と思っていたが、エルウィンSPはデバフ無効を持っている。脱糞。固定無効にも弱い。ローゼンシル、リアナ、レイチェルをBANしないと力を発揮しにくいためユリアに刺さるとも言えず、ついに陥落したと言える。魔法タンクとして使えると強い気がする。もはや範囲キャラではなくなってきている。

レインフォルス・・・耐久面と初動では実力を発揮出来ない性能のためタンクとセットじゃないと厳しい。ローゼンシルを丸裸にするほどのデバフ付与能力、位置変換によるアサシン的ムーブ、回帰能力による持久戦の強さがウリ

アリアンロード・・・範囲キャラクター兼範囲カウンターキャラ。hp70%以下で再行動という扱いが難しいキャラクター。槍兵を連れれるためSPエルウィンに倒されないのが強みになった。ハマると強いの典型キャラクターであり、安定した活躍の方が勝率を見込めるラダーモードの観点では並~上位くらいのキャラクター。環境に範囲キャラが多いかどうかに左右されるので強力な範囲キャラクターが登場するたびに採用率が上がると予想される。

剣帝・・・上記の通りエルウィンSPの影響で射程が足りなくなってきている。現状では槍兵を連れさせた槍ランディウスに強そうといった感じか。

レン・・・デバフ付与能力はリコリス以上ボーゼル未満。ノックバックは1マスだけなので戦術に組み込むのはいまいち。単体火力が低いのでラナンデスも思うように火力がでなかったり。時計が出ないと暇になりがちなので射程杖があると使い勝手が良くなるかもしれない。

さくら・・・射程が足りない。相手のヒーラーに当てないといまいちなため。覚醒はしっかり当てると結構強い。陣営が弱いのでバフの用意、足の補強のためにタンクを用意・・・するならボーゼルとかでいいのでは?といった状況で枠からはみ出して採用率が低い。

エグベルト・・・お手軽テレポ、専用装備による射程範囲増加により一線級になった気がするがまだ使いこなしている人に出会っていない。帝国が強化されてからが本番か?

シェルファニール・・・日本ではガチャのタイミングとかでそもそも育ってる人が少ない。継戦範囲アタッカーとして評価。姫陣営が弱いのがネックでシナジーが薄い。

ラムダ・・・アレスヨシュアクロテールには劣るが、一撃が結構重い。柔らかい。

エミリー・・・足が足りない。どちらかというと単体の方が性能が高い。

ギザロフ・・・覚醒スキルが高性能で長期戦、タイマンに強い。陣営が強い。初動が遅い、構造体のバフの運要素、覚醒の運要素が絡まないと厳しい場面も多く、範囲アタッカーとしては微妙。超越キャラのためのキャラクター。

リファニー・・・高機動力、治療不能付与。柔らかい。ダメージ量は高くないのでローゼンシルが増えてとても厳しくなったと思われる。

オリビエ・・・hp満タンだとSSRと遜色ないダメージ量、移動バフがメイン。速攻デッキ向き


♦対範囲デッキ

受ける前提であればヒーラーをしっかりと取ること。範囲キャラを複数取らせない。高火力キャラにはバフをなるべく与えない。可能であれば散らばらせて配置し、被弾キャラを減らす。STデッキで相手を先に潰す。


今回はこんな感じで終わります。次回はアサシンについて書きます。

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