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サポーターズCoLab勉強会を見届ける者

初めてのnote記事です。

なれそめ

サポーターズCoLabという勉強会グループがあります。筆者は2017年1月17日の勉強会から参加していたようです。(初めて参加した勉強会は【学生&若手エンジニア向け勉強会】Objective-CからSwift移行を始めて感じた事でした)

当時の新卒だった私は勉強会というものにハードルを感じていて参加しにくい気持ちでした。しかし、サポーターズCoLabという場所は20代エンジニアに限定だったこと、また知り合いや著名なエンジニアが登壇していることで安心して参加でき、多くを学ぶことができる場所でした。

なお、2017年前半は渋谷ファーストプレイスだったので渋谷というより神泉… 駅から遠い… という感じでした。

渋谷スクエアAに移ってから

2017年の後半頃から渋谷スクエアAに移り、アクセスも良くなりました。勉強会も平日毎日2つ以上が開催されており、活発でした。自分自身も転職してから勉強会の講師として登壇したり、友だちを誘ってみたりスタッフの方とお酒を飲みに行ったりと、非常に思い出深い時間を過ごしました。

あまり時期は覚えていませんが、この頃からConnpassではなくConnpassをフォークしたような独自のシステムで動いていたのも印象的でした。

印象に残っている勉強会

この時期の勉強会が一番印象に残っていて、ぱっと思い出せる良かったなと思える勉強会をいくつか上げてみます。(ここに書いていなくとも良かったなと思った勉強会はたくさんあります)

2017/10/24開催【サポーターズCoLab勉強会】Writing Lint for Ruby

これは今PythonのFlake8周りを見ていて、もう一度聞きたい枠です。Astなどの話交えてRuboCopでやっていることを聞いていました、他の言語でのLintでも応用可能な知識が散りばめられていました。今回この記事を書くにあたり「あっ、もう一度聞きたい!」と声が出てしまったほどです。

2017/11/30開催【サポーターズCoLab勉強会】ゼロから始める技術書執筆

自分から動いてみること、動く中でチャンスとタイミングを待つこと、続けること、だったかなぁ…(なんかかなり前で記憶が曖昧です)に勇気づけられた記憶があります。この勉強会のアンサーとしては、このあとの2018年4月に技術書典に出したこと、ですかね。

2018/06/04開催【サポーターズCoLab勉強会】新規事業開発におけるエンジニアの心得

新規サービス開発のつまづきの共有的なところで、具体的でイメージしやすかったことと、仮説検証のプロセスを高速化する重要性について理解できたことが印象に残っています。またこの勉強会だったと思うのですが、GASで1分以内にAPIを作ってみる(3分だったかも)っていうのをライブコーディングしていたのもすごいなと思いました。(その当時私もGASを使っていたのですが、APIをサッと建てられるのは知らなかったです)

2018/11/21開催【サポーターズCoLab勉強会】アジャイルコーチと「スクラム開発」について語るビアバッシュ

勉強になったというより、身にしみる勉強会だった記憶があります。スクラムをやって入るもののやれてないポイントが結構あったなと感じました(フロー自体のレベル)。現在の私としてはスケジュールなどスクラムイベントに関してやる意義と目的は理解できてきているのですが、まだまだ本質的に振り返ったりすることは深堀りが足りてないなーと自分のブログを読み返して思いました。

2018/11/27開催【特別対談】プログラミング教育必修化で、エンジニアってどうなるの?

これから学校でプログラミングが教えられることになり(実際はプログラムそのものじゃなくてロジカルシンキングをベースにしたアルゴリズム構築とかだと思うけど)、興味深い勉強会だと思い参加しました。現場レベルでの課題感や今後の社会について考える良いきっかけとなりました。学校でのプログラミング学習がスタートして、その最初の世代くらいだと自分も社会で働いているため、動向を追いつつどうデジタルネイティブな人たちと働いていくのかなーっていうのをイメージしていました。(個人的にはワクワクしています)

自分が勉強会に対してできたこと

唯一何かができたなと思ったのは、技術書典6でサポーターズCoLabユーザーとして本を書いたことでしょうか。他のことは些末すぎて、これ以外でなにかできた!という気持ちがあまりないです。

【サポーターズ】CoLabのみんなで技術書デビュー!しちゃおう!

CoLabユーザーが技術書を書いてみた! BOOTH

これに対して覚えていることは本当に人を集めるのが大変だったこと、よろず本にするとレビュアーとしての自分がひたすらそのモノゴトに対して理解しコメントしないといけないこと、あとはマネジメントうんぬん… と自分自身も知識・経験ともに学びが多く成長でき、かつコミュニティで本を出せたというのは本当に良かったです。

(表紙に関してはかなり後悔が多く、なんとかしたかったです… 表紙でのインパクトがよくないとまず手に取ってもらえないので。その点で衝突等がありましたが、こだわらなければいけないポイントを上手く伝えるのが自分は下手くそだなと思いました)

渋谷ソラスタに移ってから

2019年の5月頃に移転して、移転をきっかけに勉強会がしばらく空きました。スタッフの体制も変更になったためか勉強会の頻度が少なくなりました。会場は非常に綺麗になったな、と思った一方で駅から遠くなり坂の上になってしまったので行くのが少し大変になりました。

勉強会の頻度が落ちたことや自分自身も別の活動に忙しくなってしまったため、心に深く刻まれてた、みたいな勉強会はなかったのですが(強いてあげるならAWSアソシエイトを取ろう、は全然知らない知識だったので良かったです)、今思うともう少し聞いてみればよかったものもあったかもしれません。

参加者層も大きく入れ替わっていて、だいたい私が初めて参加した時の人はすでにその場にいない人が殆どです。ただそういった人がどうなったのかと言えば、たまにCoLabに現れて講師として登壇したり、別の勉強会で登壇したりと今も話を聞くように羽ばたいていった人が多いです。中にはCoLabのスタッフになった人もいました。

そして最近の参加者を見ていると、やはり自分が勉強会に初めて参加したときのような人がちらほらいて、懐かしさを覚えると同時に自分が何をできるのかを考えさせられます。当時、私から見て社会人経験年数が長い人たちは何を思って私と話していたのか、というのが今になって気になりました。

そんなこんなですが2月からは勉強会がない?

カレンダー見ていて気がついたのですが、サポーターズCoLabで2月に勉強会の予定がないようです。開始から移転以外の事情で勉強会の開催が止まることはなかったので、何らかの体制の変化や方針の変更によりストップしたものだと思われます。非常に残念です。

最近はあまり参加できていませんでしたが、渋谷スクエア時代のサポーターズCoLabには大変お世話になり、このような素敵な場所を提供していただいた株式会社サポーターズ並びにスタッフの皆様にこの場を借りて感謝します。ありがとうございました。

知識が増えたこともありますが、他の会社のエンジニアを始めとする様々な人と繋がれる場所でありました。時には講師の方に個人的に質問したり、ということもしていて自分の知識やキャリアを伸ばせる良い場所だったなと改めて思います。

サポーターズCoLabで繋がった人たちへ

CoLabが真の意味で価値のある場所だったのかどうかは今後の皆さんの活動にかかっていると私は考えています。勉強会を通したつながりから新しい勉強会が開催されたり、もっと言えば事業としてつながったりすれば社会的な仕組みとしては成功だったのかな、と言えます(会社の事業的なあれで休止に入っている可能もあるので、事業的には… という気持ちもありますが)。

実際自分自身もTeckUpなるコミュニティを作ってみて、もくもく会やLT会といったものを開催していますが、スタッフの何名かはCoLabの勉強会を通して出会った人たちなので、CoLabなかったら今のこのコミュニティもなかったかもしれないです。

そういう意味で今なにかやってみたいけど、一人じゃ心細いって方は以前勉強会であった人に声をかけたりしてみませんか?そこからCollaborationが始まるかもしれません。

皆さんの未来がより良いものになるようにお祈りしつつ、この記事を終わらせていただきます。

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