第0016撃「メタ氏、よしくんとの再会の機会を逃す!!」の巻

小生は小学生時代に非常に仲の良かった2歳年下の
久留米よしかず(仮名)という友人がいました。
小生の母と彼の母の付き合いが深かったため、
幼稚園へ通園していた頃から、
二、三ヶ月に一度くらいは互いの家で遊んだり、
母たちに連れられて県を越えての小旅行を楽しんだものでした。
彼のことを「よしくん」と呼び、
彼は小生を「ゆめのくん」と呼んでました。
一緒にスキーに行ったり温泉に行ったりしたものです。

1989年8月、夏休みの終りが近づいてきていたある日、
芝嶋中学の悪友の甲村(仮名)と自宅のそとで遊んでました。
トイレのために一旦自宅へ戻ると母が化粧をしていて、
「今からよしくんち行くけど、
あなたも行くんならすぐに用意しなさい」と小生を急かしました。
よしくんと最後に会ってからもう一年は経ちます。

しかし、あろうことか小生は、
幼なじみのよしくんではなく、
甲村と遊ぶほうを選んでしまったのでした。
甲村とは学校も同じで、マンションの棟違い、いつでも会えるのだから、
たまにしか会えず、最近ご無沙汰であったよしくんと再会すればよいものを…。
その後34年経ちますが会えずじまいとなっています。
よしくんももういまや40代半ばくらいなんだなあ。

光GENJI「太陽がいっぱい」
Spotifyで聴く https://open.spotify.com/track/6opP8dOibhbe2B5Dwxs15S?si=UvcuLXmhSO2ayxjhRJ3hVw
YouTubeで聴く https://youtu.be/rRX9j188YwQ?si=G_u4qSNdbl1SDOVN

続く。果てしなく続く……。

ここから先は

0字

昭和50年代に大阪市に生まれた男が描く、 すぐに読めるライトエッセイ(軽い読み物)を お楽しみいただけると幸いです。 平成時代の穏やかな…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?