第0025撃「平成2年1990年中学一年終業式…」の巻
平成2年1990年、3月、中学一年。
3学期目の終業式を終えて、
緑谷や上緒と正門を出ました。
来月4月にはまた再会するというのに、
春休み中もなにかと呼び出せるというのに、
小生たちは普段の下校のときよりゆっくりとした足どりでした。
そしていつものように木造一軒家の駄菓子屋の扉を開けました。
季節はまだ肌寒く一階の店内では、
灯油ストーブから暖かい空気が溢れてました。
よっちゃんとヤッターメンとうまい棒、
そしてチェリオの500mLの缶のメロンソーダを買い、
小生たちは芝