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「書く習慣 1ヶ月チャレンジ」day5昔はどんな子供だったのか

昔はどんな子供だったのか?
子供時代の事は、あまり思いだしたくないな。

臆病で小心者。
子供らしくない子供だった。

内気だったから、友達もあまりいなくて
自分から声を掛けるなんて出来ないし。

でも一人でも平気だった。
女の子独特のベタベタ感が苦手。

図書館が好きで、休み時間はいつも一人で行ってた。
本は買ってもらえなかったから、いつも借りて読んでいて、いつも本ばかり読んでる子供だった。
それでいいと思っていたし、本さえ読めれば他にしたい事も大してないし、退屈する事もなかった。

勉強が好きで、宿題がなくても毎日家庭学習を欠かさない。
勉強が楽しくて、知らなかった事を知れることでワクワクしてたな。

ワーワーキャーキャー楽しい子供時代ではなく、大人の顔色を伺い、いつも叱られないようにオドオドしてる感じもあった。

それは家庭環境が大きいなと思う。
明治生まれの祖父母と暮らしていて、祖父が非常に口うるさく嫌味な性格で、人を褒めるとか認めるとか全くなかった。

孫を可愛がるなんて全然なかったし、祖父の前では逆鱗に触れないようにおとなしくしてるしか無かった。

祖母もまた中々激しい性格で、時々ヒステリックに泣いていた記憶がある。
祖父に絶対服従の生活はかなりのストレスだっんだろうと予想はできる。
その矛先が、嫁である私の母に向けられて、壮絶な嫁いびりとなっていた。

母は私にとっては、家事をする人というイメージしかなくて、母親としての愛情を感じたことは無かった。
愛情などかける事も出来ないほどに過酷な日々を送っていたのだろうと大人になってからはわかったが、子供の頃は母という概念が無く、
「ご飯を作る人」と思っていたほどだ。

今の時代では考えられないような、家長制度がバリバリ残っていた時代の子供は、大人の邪魔にならないいい子、おとなしい自己主張しない子が求められていた。

そして、たとえ子供でも、遊びよりも勉強よりも、家の手伝いをして役に立つことが一番重要な事だったと思う。

そんな家庭環境によって、手のかからない、子供らしくない子供になっていったのかなと思っている。

子供時代を思い出すと、ネガティヴな事しかなくて、書いていて不快になってくる。
なのであまり思い出したくはないのだ。

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