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今思うこと

帰国してから1か月と少しが経ちました。

本来ならば帰国後1週間以内にインターンの振り返りをし、その後も少しずつnoteを更新していこうと思っていたのですが・・・


やはり日本は時が経つのが早く、毎日4コマ程授業を受け、バイトや課題をして、、なんてやっていると1週間なんてあっという間に過ぎてしまいます。


そしてやっと手を付けたnoteですが、今回は私の大好きな住み込みスタッフの話(その他諸々)をしていこうと思います。


ですがその前に・・・

以前のnoteで、私は「小さいことからでも幸せを感じることが多いし、カンボジアだと更にその機会が多い」という話をしました。


今は日本にいますが、「人っていいなあ」「私は幸せ者だなあ」と思うことが最近増えた気がします。

というのも、10月12日に日本を襲った台風19号により私の家も少し被害を受けたのです。

私の家の目の前は多摩川で、川は増水しただけだったのですが、降雨量が多くマンションの1階や地下駐車場は浸水してしまいました。私は10階に住んでいたため、「停電が1日2日あるぐらいかな、家でゆっくり過ごそう」なんて考えていました。

しかし実際、台風明け3日間は停電・断水。もちろんエレベーターも使えず。トイレはカンボジアみたいにバケツで流せばいいから「オッパニャハー!(問題ない)」と思っていたら生活排水を出すことを禁止され。

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コンポンチャム帰りた~い!!!という状況でした。

そしてその後停電はなおったものの、断水は1.2か月は続くということで、やはりカンボジアに戻りたい気持ちでいっぱいです(笑)


この状況でなぜ私が幸せなのか。それは、周りの人が優しすぎるからです。

毎日銭湯に行くにもお金がかかる。洗濯もできない。

でも、私の友達は私にシャワーを使わせてくれたり、洗濯を引き受けてくれたり、食べ物や水を沢山くれたり。いつも私の生活を気にかけてくれます。


毎日お風呂と夕飯を済ませ、10階まで登って家に帰るという生活は意外とストレスが溜まると思ったのですが、私の周りにはとても優しい人たちがいるので、今楽しく生きています。


そして、私もこんな風に誰かの幸せの源になる人間、幸せの源を作る行動を出来る人間になりたいと思いました。


また「ヒトは補い合いながら生きていくものなのだ」と実感しました。


今、誰のために行動したいか


家族や友達を幸せにしたいという気持ちももちろんあります。

しかし今思い浮かぶのはやはり、住み込みスタッフの3人、ダエン・ソリ・ソパです。

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彼らは学校に行きたくても、家庭の事情で学校を中退せざるを得ず、勉強することもできない状況で生活していました。

そんな彼らがまた、学校に行くことが出来るようにする住み込みプロジェクトでクラウドファンディングにも挑戦しています。


私はカンボジアにいる間、彼らに日本語を教えていました。彼らは私にクメール語を教えてくれたし、プサー(市場)でクメール語が通じなければ助けてくれました。

まさに、補い合って生きていました。


彼らに、日本にいる私が今できること。それは少しでも彼らの存在、私たちの活動を知ってもらうことだと思っています。


勉強熱心でしっかりものでとっても優しいけどおちゃめなダエン

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まだまだやんちゃだけど勉強意欲もあるソリ

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とにかく笑顔がかわいいソパ

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かわいくて愛おしくてしょうがない弟たち。


子供たちが持つ無限の可能性を、私たちが広げていかなくてはと思います。


そして、現在挑戦しているクラウドファンディングが残り2日となりました。出来る形の支援、応援をよろしくお願いいたします! 


https://readyfor.jp/projects/NGOCBB