鳴尾有馬と有馬記念

こちらは競馬アドベントカレンダーの企画記事です。企画はコチラ

こんにちは。
昨日(18日)の有馬記念最終追い切り同時視聴配信、御来場頂きありがとうございました!
初の試みだったのでなかなかガバガバな実況でしたが、お楽しみいただけたなら幸いです。

ということで有馬記念まで今日入れてあと3日となり、そろそろみなさんの本命馬が絞れてきた頃かと思います。今年は本当にどの馬にもチャンスはあると思うので楽しみです!

前書きは程々にして、メインの内容に移りましょうか。
今回のタイトルは"鳴尾有馬(ゆうま)と有馬記念"というタイトルで記事を書かさせて頂きます。僕の名前の由来である有馬記念、この名前にしたのももちろん深い理由があってのことで。そんな僕と有馬記念の繋がりについてかるくお話させて頂ければと思います。


有馬さんが競馬ファンになったきっかけ

でもって最初は競馬を知ったきっかけ。
僕が初めて見た競馬はディープインパクトのラストランの有馬記念でした。テレビで観ていたのですが、後ろから異次元の脚で前にいた馬達をたちまち抜き去り堂々先頭で駆け抜ける姿を見て、まだ幼い僕でしたがとても感動したのを覚えています。

それで親に「お馬さん見に行きたい!」ってお願いしたのですが、両親とも競馬とは縁がなく、特に母は賭け事が大嫌いな人だったので、独り立ちするまでは競馬場で見ることはありませんでした。
競馬場で見ることはありませんでしたが、生で見れないならネットで見よう、となってネットに繋がるものを手に入れてからは動画サイトを駆使して過去の競馬を観ていました。
それでいろいろなレースを観て、どのレースが1番好きかなぁと考えた時に1番に思い浮かんだのはやはり有馬記念で。有馬記念だけは、どの年のものを観てもゴールの瞬間に彼らの戦いや苦悩の数々を思い出して涙が出てきてしまうんです。不思議なことに。
春のグランプリである宝塚記念ではそうならないので、そういうことで有馬記念は僕にとってはそれだけ特別なものなんだろうなぁと思います。有馬記念当日は僕が1年で最も涙脆くなる日。覚えておきましょう。

好きな過去の有馬記念

お次は好きな過去の有馬記念です。
ランキングで並べます。

1位 '17 勝ち馬 キタサンブラック
2位 '93 勝ち馬 トウカイテイオー
3位 '08 勝ち馬 ダイワスカーレット
4位 '06 勝ち馬 ディープインパクト
5位 '90 勝ち馬 オグリキャップ

はいこんな感じ。それぞれの有馬記念のどこが好きかいっぱい書きたいなぁと思ってたのですが、ここで寝落ちでした。
時間がないので、1位のキタサンブラックの有馬記念だけピックアップして書かさせていただきます。

この有馬記念で引退で決まっていたキタサンブラック。前々走秋天を制して秋古馬2冠獲得を目指したジャパンカップでは最後にシュヴァルグランとレイデオロに交わされ3着に負けました。そこから有馬記念でラストランへと向かい、単勝1倍台に推されます。そして迎えたレース。スタートを決めてハナに立ったキタサンブラックは、鞍上の武豊Jと息ピッタリで悠々と逃げます。前の隊列に大きな変化がないまま周回し最終コーナーへ。まだまだ体力が残っていたキタサンブラックはそこからまた力を出して逃げ切りを図り直線へと向かいます。キタサンブラックが前で伸びる中、番手で追っていたシャケトラ、ヤマカツエース、カレンミロティックは脚が止まり、その後ろにいたこちらも引退レースだったクイーンズリング、中段にいた、前走でキタサンを倒したシュヴァルグラン、期待の3歳馬スワーヴリチャードが伸びてきます。しかし前を行くキタサンブラックとの差はなかなか縮まらず、最後は2着のクイーンズリングに1.1/2馬身差をつけて歴代最多タイであるG1・7勝、歴代獲得賞金記録トップを達成しました。

引退レースを優勝してターフを去るということだけでも感動ですが、このキタサンブラックの有馬記念が僕の中で1番である所以は、その後のキタサンブラックの引退セレモニーのことです。
そこで流れた北島三郎がこの日のために作った、"ありがとう キタサンブラック"という曲。これが本当にいい曲でして…死ぬほど泣いた後なのでもう出ないだろうと思ったのですが、曲と共に流れるキタサンブラックの写真の数々と、北島三郎さんのキタサンブラックへの愛がこもった歌詞を見てると涙が止まらず…
そして最後はキタサンブラックが勝った時によく歌われた"まつり"の大合唱で締められました。
てことでキタサンブラックの有馬記念についてずらっと書きましたが、1位に推した理由を簡潔にまとめると、引退レースでの勝利という点とその後の愛に溢れた引退セレモニーでの感動、といったところでしょうか。

文字じゃ分からんよ!って人は、ぜひyoutubeとかにレースと引退セレモニーの動画があると思うので是非一度見ていただければと思います。
語彙力表現力の個体値が致命的に低いので、分かりづらい文章だなぁ…と思われた方、すいません…

今年の有馬記念は日本の強い馬よくばりセットみたいなメンバーで、競馬史に残る素晴らしい一戦が観れると思います。そんなレースと同じ時を生き、競馬Vとして迎えることができることにとても喜ばしいです。

この先の飛躍を目指す馬たち、このレースで引退を迎え、有終の美を目指す馬たち、それぞれ悔いの残らないレースになればなぁと思います。

さてそれでは語彙力がっ…!語彙力がぁぁぁぁぁ!!!と叫びつつ書いたこの記事もここらで締めたいと思います。2週続けて閲覧してくださり、ありがとうございました。









今年もあなたの、そして私の夢が走ります。 あなたの夢はアーモンドアイか、サートゥルナーリアか、ワールドプレミアか。私の夢はリスグラシューです。

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