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背伸びしないでありのままを伝えよう

私自身、文章を書くことは好きです。
だけど国語は嫌いで、どんなに頑張ってもテストではクラスの下から数えた方が早かったくらい。
読解力がないのが致命的。

大学受験はとにかく国語が足を引っ張りました。

だけど作文や小論文だけは得意で、何度か賞も頂いた経験があります。

想いを文字で表現すること

これは私には向いているみたいです。

受賞した作品は校内の冊子に掲載されるのですが、その時言われたことがあります。

ストレートでわかりやすいけどさ、文才はないよね。なんで賞が取れるかわからない。

国語が苦手な私が受賞することに納得がいかない友人の言葉

親にも

受賞はうれしいけど、全校生徒に読まれるのは恥ずかしいわ

と言われたほど。

それもそのはず。
私の作品は、まるで小学生が書いたかのようなレベル。
それは私の語彙力のなさも関係しているけれど、本当は、わかりやすくストレートに伝えるために簡単な言葉で簡潔に伝えたい意図があってのこと。

頑張ってまるで難しい文学作品のような長文作品を意識して書いたとしたら、きっと賞とは無縁だったと思うのです。

文章は、相手に伝えたい想いがしっかり胸に届いて初めて完成するものだと私は思います。

がんばって背伸びして、カッコよく見せるものではないと思うんです。それでは本当に伝えたい作品の中身は伝わらない。
伝わるのは「カッコよく見せたい」という想いだけ。

文章で伝えたいのであれば、その時だけ小学生にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。

よくライティングやビジネス向けの本を読むと、「中学生がわかる言葉で」と書いてあります。

私はなるべく「小学生」を意識しています。

まだまだ純粋な心を持っている小学生達の胸に響くメッセージ

そのためにはどういう表現がわかりやすいか

中3のとき、今の想いを40文字以内で表現し全員の作品が校内の冊子に掲載されるという恒例行事があります。

みんなは好きな歌詞や漫画から代用したりする人が多い中、私は得意なストレートな想いを40文字で表現しました。

卒業間近、いつもはめちゃくちゃ怖く怒られてばかりの担任から、

あなたのわすれな草(40文字の作品のこと)、あなたらしさが伝わってきて感動しました。
あなたはそのまま自分を信じて前へ進みなさい

こんな素敵な言葉のプレゼントを頂きました。

今でも忘れられません。

私は今、ライターとしての道を歩み始めたばかりです。

ライターとして仕事していくには、想いだけでは仕事は成り立ちません

だけどふと悩み壁にぶち当たった時には、自分らしさって何だろうと立ち止まり、原点を振り返ってみようと思います。


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