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DCプランナー1級(CBT試験)を独学で取得する!

2021年からCBT試験(PCを使ったオンライン試験)に移行されたDCプランナー試験。私は2022年の年頭にDCプランナーを取得しようと思い立ち、4か月ほどで2級と1級の3分野の試験に合格できました。自分の体験や勉強方法が、今後DCプランナーを受験する人の参考になればと思いご紹介します。

独学での取得は可能?

結論から言ってしまうと、独学で十分取得可能な資格だと思います。ただ、FPなどの資格勉強をしたことがある方は年金制度の基礎知識(国民年金基金や寡婦加算など)に触れたことがあるため、問題の内容も頭に入ってきやすいとは思いますが、年金制度を1から勉強する!という方の場合はいきなりDCプランナーの参考書や過去問に取り掛かろうとしてしまうと意味がわからずに挫折してしまうかもしれません。まずは年金制度の基礎知識をある程度学んだ上で試験勉強に進むことをお勧めします。

使用した参考書(全体)

このページをご覧になっている方は以下の2冊はすでにお持ちの方が多いかもしれません。試験問題集は必須ですが、個人的には「DCプランナー入門」はあまり使用しませんでした。

※2022年8月に「2022年度版 DCプランナー実務必携」が発売されました。おそらく「DCプランナー入門」の後継本と思われます。

使用した参考書(追加)

DCプランナーはA~C分野まであり、問題集の解説だけでは理解が不十分な個所の知識を埋めるために以下を補助教材として利用しました。「いちばん親切な年金の本」はマンガ形式になっているのでわかりやすく、例えばA分野で問われる「中高齢寡婦加算」や「国民年金基金」などの制度の詳細を理解するのに役立ちました。

C分野は問題集を完璧にこなすだけでは解けない問題が多くありました。「共分散」「正規分布」「CAPM」など、FP1級の金融資産運用分野と近い内容が多かったので、FP1級のテキストや問題集があれば内容を確認しておくとよいと思います。

問題集の使い方

自分の勉強方法は基本的にどの資格試験でも同じなのですが、
①「要点確認ノート」と「問題演習ノート」を作る
②問題集はまず解いてみる、ではなく、解答を見ながら解いてみる
③解答を見ずに「問題演習ノート」で問題を解く
④間違えた箇所だけではなく、選択肢の内容も確認して重要だと思う点を「要点確認ノート」に書いていく
⑤「要点確認ノート」は持ち歩き、移動中などに読み返す
※以下、③~⑤を繰り返す

DCプランナーの試験は選択式ではあるのですが、本番試験では問題集の解説部分が問われるような問題も何問かありました。

合格を目指す方のお役に立てば幸いです。

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