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#1 現役最後の年

優磨には大変申し訳ないが、来年をもって柔道部を退役していただくことが決まりました。


その理由は…

話は続いていたが、涙を堪えることで精一杯で、上の空だった。そこからの話はあまり覚えていない。

昨年末の面談での一言だ。

いつかは来ると覚悟をしていた引退。2018年以降、思うような結果を残せずにいた。

しかし、2021年に階級を変更して、ようやく光が見えてきた矢先のことだ。

2022年頃から退役者候補リストに入っていることは何となく自覚していたが、実績を残すことで引退を回避してきた。

今回は勝っても負けても、引退という事実は変わらない。

今年で30歳という節目の年に、6歳から24年間続けてきた柔道の現役を退くことが決まった。

応接室を後にする際、監督が私の肩を抱きながら言葉をかけてくれた。

その優しさに我慢していた感情が溢れ出し、1人トイレで涙を流したのは内緒の話。

私が現役最後の年に、何を考え、思い巡らせ、どんな感情を抱き、どのような行動を取るのか、その一瞬一瞬の思いや伝えたいことを自由に、週に一度のペースで綴っていこうと思います。


柔道を通じての成長、挑戦、そして新たな道への一歩を、皆さんと共に歩んでいただければ嬉しいです。

また、技術動画の解説を通じて、皆さんの柔道への理解を深めるお手伝いができればと考えています。柔道の楽しさや奥深さを、より多くの人に伝えられたらと思っています。

文章が不慣れで読みにくい部分があるかもしれませんが、共感していただけたら幸いです。どうか応援のシェアをしていただけると励みになります。

皆さんと一緒に、この旅を続けられることを楽しみにしています。


よろしくお願いします。


大会まで残り106日🔥

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