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#8 妻の挑戦「Invicta FC 55」

試合お疲れ様でした。

スポンサー様をはじめ、サポートしてくださった全ての方々に、心からの感謝を申し上げます。勝負やプロの世界では結果が全てですが、今回は家族として、甘い言葉をかけさせてください。

前回の試合からわずか1ヶ月余りの準備期間で、怪我を抱えながらも、不満を一言も漏らさず、日々2部練、3部練の厳しいトレーニングを重ねた妻へ、まずは心から「お疲れ様」と伝えたいです。

格闘技の道を歩み始めてから、妻は小さな体で大きな相手に立ち向かい、どんな試合も躊躇せず、急なオファーにも応じてきました。44kgから52kgまでの様々な階級で、その都度ベストを尽くして挑戦する姿は、私にとっても柔道を超えた貴重な経験となり、成長の機会を与えてくれました。

柔術、クロスフィット、ホットヨガ、週に一度のランニングトレーニング(インターバル走)のパーソナル、さらには年末の確定申告や税金の勉強に至るまで、妻のおかげで多くの人と出会い、多くを学び、様々な景色を見ることができました。これらは柔道だけでなく、私の人生にもプラスの影響を与えています。妻がいなければ、ここまで現役を続けることは難しかったでしょう。彼女の支えがあってこそ、今の私があります。

小さな体で大きな相手に立ち向かう姿からは、毎回勇気をもらっています。

今回も例外ではありません。遠く離れたアメリカの地で、大きなプレッシャーの中、フィジカルの差を感じさせないアグレッシブな戦いを見せてくれました。

妻には、胸を張って日本に帰ってきてほしいと思います。

私は今年で引退を迎えますが、妻には結婚と出産を経て、柔道から離れたMMAの世界で、思う存分、自分の道を歩んでほしいと願っています。

お互いに、最後まで全力で、自分らしく頑張ろうね。

本当にお疲れ様。

応援してくださった皆様、心から感謝します。これからも、夫婦共々、どうぞよろしくお願いいたします。

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