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「車内での通話はご遠慮ください」について考えてみた

電車に乗っているとき、「車内での通話はご遠慮ください」というアナウンスをよく聞く。

車内でその場にいる友だちとかと会話はしても良いのに、なぜ携帯電話を使って会話してはいけないのかちょっと気になって考えてみた話。

「いつの間にか声が大きくなってしまうから」説

携帯電話で話していると、話している人はその世界(自分と通話相手しかいない世界)に入り込んでしまい、周囲に気を配れなくなる。会話が弾んでくるとなおさらその世界にのめりこんでしまい、声が大きくなる。

ましてや、電車の走行音とかの騒音がある状況では、声を大きくしないと伝わりにくい。昔の携帯電話より今のスマホの方が集音機能が上がっているとは思うけど。

その場にいる人と会話するのはOKなのは、適度な音量にセーブできるからなのしれない。(大声で会話する人とかもいるが。)

「片方の会話しか聞こえなくて不快」説

違う観点で考えてみると、「実は、日本人は他の人の会話を聞きたいんじゃないか」とも思った。

そばにいる人たちの会話が気になったり、横に座っている人の画面をちょっと覗いてみたり、何の本を読んでいるのか気になったり、スマホゲームの行き先を見守ったりしたことありません??

けど、携帯電話を通した会話だと「車内にいる人→通話相手」の声しか聞き取れず、「通話相手→車内にいる人」の声が聞き取れない。

そんな一方通行の会話を聞いているのが不快なのではないか。


車内での通話がマナーとして禁止されているのは多分日本だけだけど、日本人特有の気質みたいのはあるのかな。

と感じた水曜日の朝。

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