川崎っ子はお熱いのがお好き?〜小松湯さんでの気づき〜
小松湯の若旦那さんと昨年10月にオンラインでお話しする機会があり、小松湯さんのことを知りました。
その話の中で、小松湯さんは何やらとてもパンチの効いたお湯を沸かしていて痺れる体幹を味わえるらしい?!パンチの効いたサウナにパンチ水風呂、パンチお風呂!かなーり濃い湯♨️印の小松湯さんにぜひ伺ってみたいと胸を踊らせます。
そうは言っても川崎小松湯さんは西地区にあり、私の住まいは東京の東、川を渡れば千葉という場所。。。1時間程度の移動は、じっとしていられない未就学児がいる私にとってはハードルが結構高く、せっかくのパンチの効いたお湯も「ママ〜もう出る〜」と、早々に言われたら楽しめないなと思い、私一人で訪問しようとこの時、心ひそかに誓ったのでした。
機会を窺いながらも時は流れ約一年。。。念願叶って足を運ぶ機会を先日いただきます。川崎駅からのバスの車窓から、すでに最寄りのバス停に到着する前に小松湯さんの煙突が見えて、「ここだよ〜」と教えてくれるように、「待ってました〜!」と言われたように、私には見えました。思わず顔がほころびます。大きなちょうちんは「あーこれこれ、やっと来れたよ」という気分でした。
入口脇には湯沸かしの木材達、昔は近所の銭湯でも見た光景、小松湯さんは今でもお湯は薪で焚いていて熱め絶好調のお湯。浴槽に近づくと、ほらあの独特の薪で焚いたお湯の香りがただよい体をまとい、肩まで浸かった体に熱いお湯が染み渡り、それがピカピカの浴室中に広がっていくように思いました。
寝湯に身を任せていると右に見えるロープアートがシャワーの鏡に映り、奥行きがでてよりアート感を出し、そこに加わったお湯の香りが更なる幸せを運んできました。
サウナというのはわたしには馴染みがなかったのですが、話を聞いてトライしてみたくて、でも正直入り方とかも合っているかな、笑、多分ヒバとか提供されているものを私が余すところなく使いきれてない感じもするなぁ、笑…と思いましたが、じわっと汗が出てきて、体の悪いものが滅菌されているような気がしました。
サウナ後の水風呂は、体から湯気が出ていました!体内成分が間違いなく入れ替わってる!と感じました。
冷たさがバシッと決まっているので、熱さとの対比で心地よく、ジンジンして体内を流れる血液循環を体感した気がしましたし、一皮剥けてキレイになった気がして、これは美容に間違いなくいいと確信、そして自分のカラダにもう少し気遣ってもいいんじゃない?と言われた気がしました。
そう…子供と一緒だと、ちょろちょろするから目が離せなくてそちらに気持ちがいき、ゆっくりお風呂に入れないんですよね。銭湯でも烏の行水ばかりだった…今回久しぶりに銭湯に一人で行に、久々ゆっくり脱衣所の鏡に映る自分の姿をまじまじと見ることが出来たんですが、1人で気ままに銭湯に行っていた数年前に比べたらとんでもなくくたびれていました。
よおし、もう少し自分に時間をかけてみよう、それが子供の成長と私の子離れを促し、それはお互いがよりハッピーになれるステップとなるかもしれない…大きなアーケードのJR川口駅を前に、新たな決意が湧き上がります。
スカッとさっぱりクセになる爽快感をくれた小松湯さんはわたしにそんな気づきもくださいました。
次も必ず浸かりに行こう、今度はもう少し自分に気遣った姿になって。
そしてあのお湯に間違いなく合うオロミルを今度は忘れずに飲もう。と川崎駅を後にするのでした。
素敵なととのいをありがとうございました
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