自衛推奨:向かうべき道に灯がない

「正しいとされる生活をせねばならないが、それをするには交友関係を一度解体せねばならないかもしれない」ということなのだが、つらい。

私の生活には、ネットの方でやりとりする人たちと遊ぶ(以降「定例会議」とする)という、「日々における最大の楽しみ」が存在する。定例会議をしてようやく、一日を過ごしたと言う実感が湧くのだ。そしてその定例会議は、だいたい22時〜1時に行われる。

わかるだろうか。「普通は寝ていなければならないタイミング」だ。……なお、「普通」というのは「私ことユラウがそうでなければならない状態」のことであり、世間の人間の夜更かしを糾弾する意味は含まれない。わかってほしい。よそはよそ、うちはうちである。

私はごく軽い精神疾患と不眠を患っている。加えて相当な肥満体で、中性脂肪・血糖値等が高い。ゆえに治療中の身だ。極めつけに無職だ。非常によろしくない。……そして、それらは「普通」に暮らせるようにならねば改善できない。そう、「早寝早起き」「健康的な食事」「適度な運動」である。

今こうして文に起こしているのも本来なら良くないことだ。寝なければならない。だがそれができない。治療よりも、自分の「楽しさ」を優先しているのだ。「定例会議がないと生きている実感がない」などと言いながら、服薬したはずなのに今日もこの時間まで眠れずにいる。そのせいで明日も朝食を逃し、布団をろくに出られないまま夜になるのだ。負の連鎖だ。

起きられないし、食べられないから運動もろくにできない。3食摂れないので夜中に腹が空き、隠れて食べる。食べられない結果として体は飢餓状態になっているため、効率よくエネルギーを摂り、その後すぐ眠るうえに運動をしないから溜め込み続け、更なる肥満体になる。数値は上がり続ける。本当にどうにもならない。

じゃあどうする?と考えると、いつも、「定例会議」を生活の中から外すしかないという答えに至る。無論、やり取りする相手に非はない。私の怠惰な性分が全て悪いのだ。灯を消し、闇の中を進まねばならないほど追い詰められても、何もしようとしない自分が。

外してしまえば、自ずとやることもなくなり、早く寝るだろう。そうすれば早く起きられる。食事を摂れる。日中の活動時間が増えれば体も動くだろう。だがそこに灯はなく、「楽しさ」はないだろう。

灯の消えた道を歩くことを想像しながら、「無理だ。できない」と思う。歩けない。努力ができない。そんなはずはない。「死ぬ気でやればできる」のに、それをしないで、こうして書き散らし、「自分はこんなにだめなんです、最低でしょう?」とひけらかしている。

日記を書けなくなってしばらく経つ。それは怠惰ゆえなのか、それとも精神疾患が悪化しているのか。わからない。

日々勢いよく話すことはできるようになった。なったが、コントロールができないところを見るに、双極性障害が悪化しているのだろう。おそらくは。

やれるはずなのに。なぜ頑張れないんだ。

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