後祭も良かった祇園祭

新婚旅行日記を書いてたけど、とっくに帰国してました。続きはまた書きます…。

今年の前祭はフィンランドにいて行けなかったので、後祭の宵山に出かけた。実は前祭の宵山にしか行ったことがないので初めて。（2014年に復活したばかりではあるが）

うん、やっぱりこのちょうちんの明かりを見ないと夏が始まらない。生ぬるい風に売り子の子供の声。そして20時からのコンチキチン。

山鉾ごとに違うロゴマークを観察しながらふらふらと歩く。いいな、後祭。前祭よりコンパクトなのと、人がまだ少ないのとでずいぶん見物しやすい。

地域のお店が軒先にちょこちょこ出してるのがいいよね。露店よりも、こっちのが楽しいくておいしいのが祇園祭。なぜかこのタイミングでハノイビール。東南アジアの味がした。

前祭とは違った趣があっていいな。なんて思いながら北へ向かって歩いているとどこよりも勢いのあるお囃子が聞こえる。こんなところに山鉾なんてあったっけ？と思って覗いてみると、今は休み山の「鷹山」とのことだった。190年前に巡行に参加しなくなったけど、復興の機運があるらしい。す、すごいな京都の歴史…。この場所だけすごい人だかりで、掛け声にも気合が入っていた。

最後は新町通りのお店で〆る。やー、良かったな後祭。派手ではないけど、むしのそのくらいがありがたい。来年もまた楽しみだ。