無音に救われた


脳が起きたとき

幸い、外野の音が一切無くて

まぶたはまだ開かないのが正解だった

ぴたっと時が止まり
澄んだ霧空が広がる

それだけの空間

激しい恐れも痛みも すーーーと溶けていく

どうかずっと包んでいて

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