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【祭】バンダイカードフェスにお邪魔してきました!!【デジモン】

こんにちは♪イマゴリです。
この度、運良く抽選に通りましたので標題の通りバンダイカードフェスに参加して参りました!開催からすでに1ヶ月近く経過しておりますが、あの日の興奮は冷めやらない。会場の簡単なレポートと、バトルの振り返りを実施させて頂きます!それでは早速本編スタートゥ!!

出発の前夜

東京。そこは日本の中心であり、世界でも注目を集める産業の中心。小さな町に数多の文化がひしめき、国や地方を問わずに多様なバックグラウンドを抱えた人が一同に集まる街。そんな町に今、一人のデジモンを愛する男が立とうとしていた。

東京駅

ここで必ず、俺はウォーグレイモンをGETしてみせる。そんな決意を胸に、大好きな妻と子供と合流。まずは本日泊まるホテルへ直行します。(嫁と子供は日中から東京で友達と会って遊んでいました。)

今回の会場はこれまで参加してきたカードゲームのイベントの中でも最も大きな会場、そう、幕張メッセ。幕張メッセの思い出と言えば社会人1年目の頃に行ったカウントダウンジャパン以来約10年ぶり。前日から興奮冷めやらぬ私は会場から近い「舞浜」にある、スパホテルに家族で宿泊することにしました。

スパ利用の方は簡易宿泊も可能でして、私の家族以外に当日バンダイカードフェスに一緒に参戦する我が弟もこの舞浜ユーラシアを訪れていました。妻と子供が寝静まり、やっと自分の時間を確保できることが分かった深夜1時から、最後の大調整会が始まりました。正直言って、この最後の調整の時間が合宿みたいで一番楽しかったかもしれない(笑)

イベント前夜、最後の調整会の様子

結局バトルが白熱してしまい、3時間程度しか眠れない中でも不思議とアドレナリンは湧き出続けます。泣き叫ぶ子供達を後目に、弟と共に会場へと足を運びます。

いよいよ開場のお時間です。

全国から数多のカードゲーマーたちが集まる祭典、バンダイカードフェス。たかが紙。されど紙。僕たちが青春を注ぎ、大人になった今も尚熱を注ぐことができる夢の時間。そんな時間を大切にしている熱い想いを持った人たちが一同に会す時間がいよいよ訪れました。まだまだ寒い朝の幕張。しかし不思議と会場に近づくと体感温度が1.5°ほど上がったように感じるのです。重い荷物をロッカーに格納し、自分の相棒(デッキ)を大切に抱えながらいざ会場へ。ついに幕張メッセが見えてきました!!!!!

幕張メッセ:公式HPより参照

今回バンダイカードフェスに出展したタイトルは以下の通り。
・デジモンカードゲーム
・バトルスピリッツ
・ワンピースカードゲーム
・ユニオンアリーナ

私のお目当てはもちろん大好きなデジモンカードなわけですが、昨今大人気のワンピースカードを始め、各ブースへの誘導スタッフが様々な場所で声掛け、誘導をしてくださっており、今回のイベントの規模の大きさを入場前から感じずにはいられません。その時点で私の胸の鼓動は高まり、入場を前にして脳内では「brave heart」が爆音で流れ出す始末。

いよいよ開場となったその瞬間!!!
うわああああああああああああああああああああああああなんだこりゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!

写真からは伝わりきらないかもしれませんが、初めての超大規模な会場でのカードフェス。小学生の頃にポケモンカードの大会でインテックス大阪に連れて行ってもらった時のような感動。33歳にもなって大人が興奮している様は非常に滑稽極まりないかもしれませんが、今日だけは子供に戻ってもいいじゃないですか。高鳴る鼓動を抑えながら、急ぎ足でデジモンカードのスペースへと足を運びます。すると、聞こえてくるではないですか!!
デジバトのあのBGMが!!!!

開場の様子①

み、み、見えたぞー!!!!!!あの青い色!受付の文字!!!!
デジモンカードブースだああああああああああああああああああああああああああ!!!!!うわああああああああああああああああああ!

会場にはすでにたくさんのライバル達が到着しており、各々自分のデッキを見つめたり、フリーバトルを実施したり、中には目を瞑り、黙とうに励む猛者までいたほどです。それほどまでにデジモンカードに対する熱を持った同志が集まるこの祭典。楽しくないわけがない。
受付と入場を済ませ、大会開始まである程度の時間の余裕があったので展示ブース等、会場の様々なスペースを回ることにしてみました。

3周年記念のティザービジュアル

カードゲームの大会ならではのドデカパネル!写真を撮らずにはいられません。思わず自分も写り込んでしまいます。

私とアグモン

まだまだ写真に収めたいパネルがたくさんある中で、この時はまだ発売していなかった「VSロイヤルナイツ」の現物展示まで行われているではないですか!!!!こちらも思わず記念にパシャリ、パシャリ。どんどんiPhoneの写真フォルダの容量が少なくなっていきます。そんな中でもびっくり驚いたのがこの春発売するバンダイの新カードゲーム、ユニオンアリーナの展示です!今までどんなカードが展開されるのか、予想もできていなかったこのカードゲームのなんと実物が展示されていたのです!!!そのかっこいいのなんの…。

呪術廻戦
呪術廻戦

はい、私、ユニオンアリーナ始めます(照)
とまあ話はかなり脱線してしまいましたが、そうこうしているうちにいよいよ大会開始の時間が近づいて参りました!所定の位置にてスタンバイし、会場のアナウンスを待ちます。いよいよ始まるのです。私の初の東京、大型会場でのデジモンカードバトルが!!!!行くぞ、皆!デュエルスタンバイ!デジモンカード、GO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

受付

1戦目:VS植物デッキ

第1回戦のマッチングが発表され、それぞれが所定の位置に移動し、大会ルールの説明を聞いたところでいよいよバトル開始です。ここからは私のいつもの大会レポートさながらに、それぞれのバトルに対する振り返りと実況レポートをお届けしてまいりたいと思います。

初戦スタンバイ中の私の盤面

コロナウイルス感染対策が万全に実施された会場の中ではもちろんアクリルボードが複数設置され、500名近くの参加者が一度に会場に集まる関係上、机のスペースは非常に限られた狭い状況下の中で大会は実施されました。写真を見て頂ければわかる通り、プレイマットを置くのがギリギリなくらい!それでも大型大会に変わりありません!なんらトラブルなくバトルは進めることができました。初戦のお相手は私と全く同じプレイマットを使用されていて勝手に嬉しくなりましたが、使っていらっしゃるデッキは全然嬉しく感じない、恐ろしき植物クオーツデッキの使い手でした。
今回私が使用したデッキは大好きなガイオウモンのデッキ。
かなり順調にメタルグレイモンx抗体まで進化させることに成功し、バトルの序盤で早くも相手のセキュリティを3枚削ることに成功していました。

メタルグレイモンx抗体

バトルの状況が一変したのは後攻4ターン目。なかなかお相手が育成からデジモンを展開させず、盤面が硬直していた中で急に育成エリアからアヤタラモンが飛び出し、セキュリティから捲れて場に温存されていたメモリーブーストの力を使いながらどんどん恐ろしき植物たちが展開されていくではありませんか。その展開力の速さ、爆発力はさながら植物の中でも食虫植物を想起させるほどに凶暴性が高く、確実に私を殺そうとしている強い意志を感じずにはいられませんでした。

このままクオーツモンを展開されれば一気に盤面がひっくり返り、俺が負ける…。

そう思った次の瞬間です。恐ろしきあのデジモンが登場してしまったのです。。。

クオーツモン

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

初戦は敗北、となってもおかしくなかったのですが、実はこのバトル、なんとか勝つことができました。実は後攻4ターン目の時点で私はメタルグレイモンx抗体をうまく使いながら相手のセキュリティをすでに0にしており、育成エリアにもデジモンが控えた状況の中でお相手にターンを返したわけですが、ターンを返した瞬間には実はお相手はまだクオーツモンを引けていなかったのです。盤面に残されたデジモンを進化させたり、サーチ札で必死にクオーツを引っ張ってこようとされているのが伝わりましたが、すでにクオーツモンが手札に来た時点でお相手は十分なメモリを残すことができておらず、いわばクオーツモンに進化してそのままターンを私に返してしまったわけです。お相手の盤面にはジュレイモン等もいませんでしたので、育成から出したアグモンですんなり最後の一撃を与えることができ、無事に勝利を掴むことができました。植物、本当に恐ろしいです。対戦ありがとうございました。

結果:勝利!〇

2戦目:VSガイオウモン(ミラー戦)

2戦目はなんとまさかのミラー戦。名前は伏せますがお相手は以前youtube等でも活躍されていらっしゃる方でした。わざわざ「youtube見てました!」なんて言いません。今日会場にいる方はバトルが始まるまでは皆ライバル。友達になるのはバトルが終わってからです。まずは粛々とバトルをするのみです。2回戦も後攻からスタート。お相手がおそらくあまり良い手札ではない状況からスタートされたのに対し、私は序盤でしっかりアグモン育成&ユウヤ(3コステイマー)展開という布陣で盤面を整え、お互いがガイオウモンに進化しあう流れとなりましたがやはり先にユウヤを展開し、ユウヤの効果で「相手ターン終了時までオプションの効果を受けない。」という特性を付与できた点が強かったです。おそらくお相手の手札にはオプションでこちらが育てたガイオウモンを除去する術を持っていたと思うのですが、なんとかユウヤのおかげでガイオウモンを盤面に残し続けることに成功し、勝ちを収めることに成功しました。このバトルのMVPは間違いなくユウヤでした。
ユウヤ、ありがとう!

久我ユウヤ

結果:勝利!〇

3回戦:VSメルヴァミネルヴァ

1回戦、2回戦と順調に後攻ながらに勝ちを収め続けて挑んだ3回戦。
3回戦のお相手はあまり対戦経験のないメルヴァミネルヴァでした。
1回戦2回戦同様に早い段階でメタルグレイモンx抗体まで育てることに成功し、複数チェックを実行していきますが、今回の試合はお相手も早い段階でアグロ的にこちらに攻め込んでくるタイプでして、セキュリティの枚数だけで言えばお互い2:2という五分五分の戦い。今回は3コステイマーをこちらが貼れていなかったので思うようにメモリーを確保することができず、多少相手に多くメモリーを返さざるをえなかった状況の中で大きく試合が動いたのがお相手後攻5ターン目。こちらがお相手のセキュリティを残り0まで削り、わずかにリーサルまで届かずターンを返した段階で恐ろしき展開が始まってしまったのです。セキュリティを削った分、お相手の盤面にはメモリーブーストが2枚。こちらのセキュリティは残り2枚。まず盤面に残ったデジモンで1点アタック。こちらのセキュリティは残り1。そこで使用されたオプションがこのオプション。

ナイトレイド

登場してきたデジモンに速攻が付与されるデジモンだったの遠慮なくこちらにアタックをしかけてきます。この時点でこちらのセキュリティが0。お相手のメモリーはまだ2コスト残っている状況の中で、トドメを告げる恐ろしきオプションカードが使用されてしまったのです…。

デモンズディザスター

そう、デモンズディザスター。
私のセキュリティが思ったより弱く、相手の盤面にデジモンを残し続けてしまったことも大きな敗因ですが、何よりお相手のオプション使用のタイミングがうまかった。焦って勝ちを取りに行こうとするのではなく、確実にトドメを刺せる段階まで待つこと。それはさながら獲物を狙う狩人が食べ頃になるまでわざとブクブク獲物を太らせ、一番良いタイミングで殺して食べてしまうようなもの。まさにこのバトルでは私は間抜けにブクブクと太った獲物であり、完全なる敗北でした。楽しい試合でした。

結果:敗北×

4回戦:VSブルーフレア

4回戦。ここで勝つか負けるかが重要な局面でした。勝てばウォーグレイモンのチャンスはまだ残りますが、負ければウォーグレイモンのチャンスはなくなります。1戦目から3戦目同様、非常に良い動きで素早くメタルグレイモンX抗体まで育て上げ、順調に相手のセキュリティを削る展開でバトルは進んでいきました。ただ、お相手もブルーフレアなので順調にテイマーを展開させながらおそらくいつでも「連続アタック」ができる状態&十分なメモリ確保ができる状況でしたので、本当に最後まで油断ならない戦いではあったのですが、勝負の命運を大きく握ったのはバトルの終盤戦。お相手の盤面にはデジモンが1体。こちらの盤面には育て上げたメタルグレイモンx抗体と育成エリアにアグモンが1体。こちらのセキュリティが残り3枚。お相手のセキュリティも残り3枚という状況でした。ガイオウモンまで育て上げることができていればガイオウモンで2チェック。育成エリアから出したアグモンで1点チェック。アグモンx抗体でサーチの末オメガモンを引っ張り出すことができればリーサル、という局面でしたが私は迷いました。

ここで仮にアグモンを出して、サーチに失敗した場合、なんとかアグモンで殴ってアグモンに死んでもらわないと逆に負ける可能性がある…。
そう、VSブルーフレアの局面ではとにかく盤面に2体以上デジモンを並べないことが鉄則。サーチできる可能性を捨て、とにかくここは盤面にデジモン1体だけを残して耐える戦いを選択すべきか、とにかく早めに戦いを終わらせる選択をすべきか…。

迷いに迷った私は育成エリアからアグモンを登場させ、アグモンX抗体に進化させ、サーチを行いました。

サーチの結果は失敗

焦った私はすぐに展開したアグモンx抗体でセキュリティに攻撃をしかけます。

ガオスモンDP1000。アグモンX抗体が盤面に残ってしまったのです。
最悪の展開でした…。
結局ガイオウモンに進化させて相手のセキュリティは0にして返したものの、やはりこちらの盤面に2体以上デジモンを残してしまった為、お相手は即座にメタルグレイモンを展開。

メタルグレイモン:青

連続チェックにより見事に逆に勝負を決められてしまいました…。

結果:敗北×

終戦、そして物販へ…。

最後の戦いになる可能性があった5戦目のお相手はブラックウォーグレイモンx抗体デッキ。私が3コステイマーを引けない中で序盤に先に久我ユウヤを展開され、安直に攻撃をすることもなくじっくりと私の盤面を焼きながら丁寧に1コスト、あるいは2コストで返す展開。テイマーを何度立ててもブラックウォーグレイモンに進化されてはテイマーが焼かれ、こちらが思うような動きをできない状況の中でお相手はどんどん盤面にテイマーとデジモンを並べていき、確実にリーサルが狙えるとわかった段階で総攻撃をしかけられ、バトルは終幕を告げました…。最後の戦いが1番何もできずに終わったような印象です。とにかくしんどい試合でした…。 
結果:敗北×

物販列の様子

最後はお楽しみの物販コーナー♪しかし、これもまた並ぶ並ぶ…。30分くらいは並んだのではないでしょうか。。とにかく大盛況のバンダイカードフェス。物販列ではワンピースカードをとにかく沢山買いたいが故に代行で購入を依頼してくる方や列に何度も並ぼうとする方など、マナーを守れない方が一部いらっしゃった印象です。デジモンカードのプレイヤー層は比較的落ち着いた世代の方が多い印象ですが、結構ワンピースは若くてやんちゃそうな方(偏見)が多く、買ったBOXをその場で開封している猛者までいました。
お目当ての限定物販を購入し、無事この日の祭典は終わりを告げました。

最後に

長々とここまでお読み頂いた方、ありがとうございました。
自分はトレーディングカードを始めて丁度3年程になります。
ポケモンカードの大会は人気が過熱していてなかなか大きな大会にも参加できない中で、こうして運よく大きな大会に参加できたことは非常に嬉しく、思い出に残るイベントとなりました。
2023年はとにかく1回でいいので何かしらの形で結果を出したいと考えていますが、直近のテイマーバトルを含めてなかなかうまくいきません。
それでも、初めて出会った方と対戦して、対戦が終わった後に他愛もないデジモンの会話で盛り上がる。そんな日常が最近は楽しく、自分にとってかけがえのない時間となっています。
取扱い店舗も少し減ってきて寂しい気持ちになる一方で、確実に熱狂的なファンが一定数存在することも間違いないこのコンテンツが、少しでも長く続いてくれることを願って止みません。

デジモンというコンテンツに少しでも触れたことがある方、デジモンカードの存在を知りながら触れずにいた方、たまたま通りがかりでこの記事を読んでくださった方、デジカ始めません??

めっちゃめちゃ楽しくて、いい人ばっかりですよ!!!

それではまた。


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