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プルメリアに追肥をしてみよう!

今年は、本当に梅雨が長くて花芽やプルメリア自体が傷んでしまった方がたくさんいらっしゃったのではないでしょうか?

そして梅雨がやっと開けたと思ったら、連日のとんでもない暑さの連続。

おかげで西日までずっと太陽が当たる場所に置いているプルメリアは、葉焼けが酷いです。

さてさて、今回は追肥のお話です。

プルメリアの根がしっかりと張って、葉もしっかり展開する頃に肥料を与え始め、それから2ヵ月半くらい経ちました。

魅惑の肥料など、お茶袋に入れて与える肥料の効果は3カ月ほどといわれています。

そろそろ肥効がゆるやかになってきたのかな?

特に今年は長雨だったんで、肥料がいつもより効果が薄れるのが早いかもしれませんね。

ところでみなさん、追肥っていつもされてますか?

うちは何年前かな?
がっつり追肥をした年があって、その時にかなり肥料焼けをさせてしまったことがあって、それから追肥は基本的にしていませんでした。

ただ、今年はInstagramで知り合った農家さんに土の話や栄養素、微量要素などの働きなんかを教えてもらったので、バランスを考えながら追肥をしていきたいと思っています。

ということで、今回は僕の考える追肥について書いてみます。

肥料を与える目的

プルメリアは花を咲かせて子孫を残したい。そのために枝分かれして、さらに効率よく光合成をしたい。
そのためには、プルメリアが自分で合成できない必要な養分やミネラルを根から吸収しないといけません。
鉢植えの場合はどうしても土に含まれる養分やミネラルだけでは追い付かないので、肥料が必要になります。

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追肥の目的

なぜ追肥が必要か?
① 生育旺盛な株に、さらに養分を与えることで、より成長してもらって1輪でも多く咲いてもらうため
② 花を咲かせて疲れている株への栄養補給
③ 肥料の効果が薄くなってきた

こんな感じですかね・・・

突然ですが、今年は咲かないとあきらめていませんか?

今は暑すぎて、成長よりは生存にパワーを使っているタイミングですが、9月に入ればまた成長スイッチが入ります。
この期間に少しでもよく成長させることが、来年の春に花芽を出してもらえることに繋がることもあると思います。

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追肥のタイミング

やはりプルメリアファーストというか、プルメリアが欲しがっているタイミングで欲しがっている養分を欲しがっている分だけ与えることがポイントになってきます。
肥料がしっかり効いていて適量なのに追肥しちゃうと、おなか一杯でそれこそ肥料焼けしたり、調子を崩してしまっては元も子もないですからね。

ただ、現実それを見極めるのはなかなか難しい。
やはり、成長点の勢いとか葉の勢いで判断したりするしかないかな?
あっ、開花中なら明らかに花が小さくなったり、色が薄くなったりすることで判断できるのですが・・・

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やはりタイミングとしては、少し涼しくなる頃、ちょうど肥料の効果が薄まってくる9月ごろなのかなと思います。

追肥の量

これも難しいですよね。
肥料の効果が切れているなら、同量を与えれば問題ないのですが、追加量を与えるときは注意が必要です。
安全なのはやはり少しずつ・・・、がいいかもしれません。

これは僕のやり方ですが、お茶袋で与える魅惑の肥料は、規定量の半分だけ入れて小分けにして与えています。
それで成長点や葉の勢いを観ながら、小刻みに与えています。
追肥の際も、小分けにして与えていこうと思っています。

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何を追肥する?

これは本当に人それぞれというか、いろいろな考え方があると思います。
魅惑の肥料を与える方、窒素分少な目の肥料を与える方、液肥を与える方、葉面散布する方・・・

僕のイメージとしては、縦に伸びずに花肥えであるリン酸を多めに吸収してもらって、次の開花の準備をして欲しいと考えています。
ですので、窒素を少し控えていこうと考えています。


追肥は三大要素だけでいいのか?

今年Instagramで知り合った農家さんからアドバイスをいただいたのですが、土は塩基バランスというのがとても大事だそうです。
三大要素であるチッソ、リン酸、カリばかり足しても、塩基バランスが崩れると要素同士が拮抗して、植物に届かなく場合があるとのこと。
また、三大要素を吸収するためには、カルシウムやマグネシウム、その他に微量要素も欠かせないと教えていただきました。

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ちなみに今年もなりかけたのですが、新芽が焼けたようになるのはカルシウムが届いてない可能性があるとアドバイスをいただきました。

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(こんな感じです。)

(過去の肥料焼けの記事はこちら↑)

新芽の成長障害、生理障害はカルシウムの移動が阻害されて起こっているのではないか。

原因としては、例えば、拮抗成分であるカリウムの過剰で、カルシウムの吸収が阻害されてしまっている可能性、ホウ素が不足している場合、またはマグネシウム過剰もカルシウムの吸収阻害につながることがあるようです。

単なる根が焼ける肥料焼けではないことが分かりました。

要素 拮抗

(参考になるページを載せておきます。)

そういえば、畑を耕すときって決まって苦土石灰や有機石灰を撒くって書かれてますよね。
僕は単に、石灰を撒くのは酸度調整のためとしか捉えていませんでした。
うちの土を測定してもいつも中性なので、石灰(カルシウム)も含めて微量要素なんてあまり深く考えていませんでしたし、当然撒いたことはありませんでした。

今回は単純に有機石灰を撒いたら改善しましたが、やはり何事もバランスが大事なんですね。

人間にとっての三大要素は、炭水化物、たんぱく質、脂質ですがそれだけではダメですよね。
詳しくはわかりませんが、ビタミンやミネラルなども大事ですよね。

植物でも同じように、微量要素も大事なようです。

与えすぎも足らずもダメみたいですね・・・


さて今日はここまでとします。
今年の肥料焼けは、有機石灰を与えてから劇的に改善を見せました。

そのことについてや、カルシウムやその他微量要素について、別の記事で詳しく書いてみようと思います。

ただ、塩基バランスや微量要素なんてかなりマニアックな世界ですよね(笑)
僕は昔から生物の授業が好きだったんで、とても興味深くて最近は、農tuberさんの動画とかをかなり漁ってます(笑)

それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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hoppie
最後までお読みいただきありがとうございました。これからも情報発信が出来るように頑張りマス!