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プルメリアからのサインを見逃さない!(日々のチェックポイント)



プルメリアからのサイン、皆さんはしっかり受け取ることが出来てますか?

プルメリアがしっかりと目覚め始めた5月以降は、日常の管理は水やりだけになると思います。

何かしてあげたくても、人間はそれくらいしか出来ません。

ついつい構ってしまいたくなって、水やりが多すぎたり、目覚めてすぐ、根がしっかり張ってないのに、肥料を与えたり…

新しい肥料を試したり、沢山与えてみたり…

待ってください

プルメリアがどう感じてるか、しっかりと確認してますか?

人間の推測だけで行動を起こすと、プルメリアにはありがた迷惑ですし、最悪の場合は生命を危険に晒してしまうことも…

プルメリアが出すサイン…

今回は、僕が日々チェックしてること、意識していることを、写真とともにお伝えしていきたいと思います。


成長点のチェック

プルメリアの楽しみは、なんといっても花ですよね。
やはり、花芽探しをまずしてしまいます。
これは、慣れてくればちょっとの変化で花芽だと分かるようになってきますよね。

あと、成長点を横から見た場合、三角なのは伸びる枝、四角いのは花芽を身ごもっているかも
ですよね。

毎日の楽しみです。

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同時に成長点に異常が無いかもチェックしています。

観ているポイントは新芽の上がり方、艶、色などですね。
あと、成長点からすぐ下あたりの茎の肌質というか艶ですかね。

ここではこんなサインには注意しています。

・ダニ類がいないか?
・新芽や成長点が黒くなる
・乾燥肌
・変なブツブツ?

などかな?

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これはサビダニにやられてます

新芽や花芽の成長が急に止まったり、成長せずに落ちるのは肥料焼け、もしくは根腐れの初期症状かもしれません。
白い粒は樹液が固まった場合が多いですが
たまに害虫の場合があります。
また、変な発疹みたいなものはヤバイ病気かもとやまちゃんから教えてもらいました。


葉のチェック

葉のチェックは主に艶、角度、ヨレが無いか?
また、ハダニ、さび病などが発生していないか?
などを観ています。

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葉に角度が無い場合は通常水切れですが
前日に水やりをしたにもかかわらず垂れている場合は、根腐れのサインかもしれません。

また、成長期に入ったにもかかわらず葉がヨレている場合は、肥料焼けなど、根が何かのストレスを感じている可能性があります。

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茎のチェック

どこを見るかと言えば、やはり張りとシワですね。

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健康であればパンパンに張っている。
少し水不足を訴える場合は、張りが無い。
もっと水切れの場合はシワが見えるようになります。

また、水やりをしているにもかかわらずシワが取れない場合は
根腐れのサインかもしれません。


根のチェック


鉢植えの場合ですが、たまにそっと鉢の裏側を観ています。
あとスリットの隙間から、様子を見ることもあります。

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土のチェック

ほとんど目視ですが、水やりが必要かどうかわからない場合は、少し指で掘ってみて乾き具合を確認します。
また、鉢の重さで水やりを決めています。

また、水やりのときは水の浸み込みスピードは非常に重要です。

スッと入って行かない場合は、何か変ですよ。


葉の跡チェック


これは主に徒長していないかの確認ですね。
また、間隔が狭くなってきている場合は
花芽出現のサイン、もしくは根詰まりのサインのどちらかですね。

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これは徒長しています。


悪いサインを発見した場合の対処

・害虫や病気
これは言うまでもなく、駆除や薬剤散布などの対応をしてください。

・根腐れ?水切れ?どちらかのサイン
最終水やり(鉢の底から流れ出るまでたっぷりが前提)を考えてください。
最終水やり後すぐにシワなどの症状が解消しなければ、根腐れを疑ってください。
肥料をすぐに撤去し、最終水やりから2週間放置して、シワや新芽が落ちるなどの症状が治らない場合は、根腐れしている可能性が高いです。

一度鉢から抜いて確認してみてください。

・肥料焼けのサイン
茎はパンパンなのに、花芽が落ちたり新芽が黒かったり・・・
あと、やたら乾燥肌に見えます。
そんな時は、すぐに肥料を外し、水やり1回の量を数倍にして洗い流してください。

・その他調子がおかしいと感じた場合
肥料を外す。
水やりをたっぷりして、放置してみる。

が基本となります。

いかがでしたでしょうか?

植物の感じてること、サインを見逃さずに拾い上げて、その事実を確認した上で、水やり、施肥、その他の行動を起こしてあげると
失敗は無くなり、機嫌よく花を咲かせてくれるはずです。

プルメリアは構われすぎると機嫌が悪くなる天邪鬼。
そっと見守りながら、ゆる~い感じで育てることをお勧めします。

是非参考にしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。これからも情報発信が出来るように頑張りマス!